賢い頭を作り変化を乗り越えよう【大人の勉強 ポイント8選】

スキルアップ

今回は賢い頭を作る大人の勉強について考えていきます。

あなたは社会人の勉強時間を知っていますか?。1日の勉強時間です。

勉強といっても「英語や数学」といったものではありません。自分の成長のため必要な社会人になっても行う勉強のことです。

日本人の学習、自己啓発のための時間は1日平均6分

平成28年社会生活基本調査

この数字・・・衝撃的です。1日平均6分・・・!?。

あなたはどうですか?・・・勉強していますか?。

そうなんです・・・日本人は社会に出たとたん勉強をしなくなるんです。やらなきゃいけないと分かっていても色んな理由をつけて勉強しなくなっちゃうんですね。

それじゃーダメでしょう・・・!!。

だって世の中は大きく変化しています。まさに激変と言っていい時代なのです。そんな時代に必要なのは「学び」です。今こそ「勉強」が必要なんです。

でもただの学びではありません。変化を乗り越える大人の学び・・・大人の勉強が必要になってくるのです。

今求められているのは変化を乗り越える「賢い頭」。

ということで今回は大人の勉強について考えていきたいと思います。

勉強の必要性

社会は常に変化をしています。変化に対応するためには私たちも変化を受け止めていく必要があります。

どう対応していくのか・・・。

対処方法を決めるのはあなた自身です。でもその対処方法の数はこれまでどれだけ勉強してきたか、そしてどんな経験をしてきたかに比例します。

もちろん対処方法は多いに越したことはありません。より良い選択するためには引き出しは多い方がいい。

そのために勉強が欠かせないのです。勉強し経験し振り返ってまた勉強する・・・いわゆるPDCAサイクルを回していく必要があります。

その出発点が「勉強」なのです。

勉強している人は変化にも敏感です。変化を読む能力が高いのです。色んなところにアンテナが立ってるんですね。

逆に言うと勉強をしてない人にはアンテナが存在しません。だから環境の変化にすら気づいていないことが多いのです。

「自分には経験があるから大丈夫」と言われる方は多いです。

もちろん経験は大切です。しかし過去の経験にだけ頼っていると視野が狭くなり良い選択ができないばかりか偏った意思決定をすることに繋がりかねません。

経験はPDCAサイクルを回して常にリニューアルしておく必要があるのです。そんな問題を「勉強」は解決してくれます。

なぜなら「勉強と経験は車の両輪」だからです。

経験は自分の知識や技術をアウトプットすることで積み上がったものです。

ただどんな経験を積むにせよその前にある程度知識がないと人は踏み出せません。その知識をインプットすることこそ「勉強」に他ならないのです。

勉強の本質

学生時代の勉強は基本的に暗記が中心ですよね。だから面白くない。

勉強の本質は「賢い頭」を作ることです。「賢い頭」を作り自分の頭で判断し行動できるようになることこそ勉強の本質なのです。

アベノミクスにより経済は活性化したかのように見えますが、私たちの生活が豊かになった感覚はほとんどありません。

なぜでしょう? 。

日本人は勤勉と言われます。大雨が降ろうが台風が来ようが大雪になろうが危険を顧みず会社に赴きます。

家族や友人、恋人との予定があっても急な会議や商談を優先しがちです。

そういった日本人の勤勉さ真面目さ・・・ある意味「バカ正直さ」が人間の本質的な豊かさを遠ざけているように思います。

自分の頭で考えて意思決定し行動できないのです。

要は「賢い頭」を持っていない・・・そのことこそ日本人が豊かになれない理由であると私は思っています。

「賢い頭」がないと変化を乗り越えることも勝ち抜くこともできません。

今こそ「賢い頭」を獲得しましょう。そしてバカ正直から脱却するのです。

自分の頭で判断し行動できるようになるために勉強し「賢い頭」を作る。そして変化を乗り越える。

そんな「賢い頭」を作るための勉強のポイントを次項からお話ししていきます。

賢い頭を作る勉強のポイント8選

時間を作り出す

当たり前ですが勉強するには時間が必要です。

「忙しくて時間がない」という言い訳を良く聞きます。1日は24時間です。時間は誰にでも平等に与えられています。

問題はこの24時間の使い方なのです。

年収の高い人ほど勉強をしているそうです。彼・彼女らも24時間という時間を生きています。誰だって同じです。

とすると彼・彼女らはどこかで勉強する時間を作り出しているということになります。

そうです・・・時間は自分で作るものです。

じゃーどうやったら時間を作れるのか5つあげます。

  1. 断ることを学ぶ
    何でもかんでも引き受けていたら時間がいくらあっても足りません。断ることを学んで下さい。実は出来る人ほどこれを上手にやっています。
  2. 仕事や課題に優先順位をつける
    最初にやるべきことが明確になります。これで心に余裕が生まれます。
  3. 目的を持つ
    動機付けは大切です。目的を持ちましょう。そうすることで時間に敏感になれるものです。
  4. コミットメントする
    本当にやりたいことに対して人は寝る間を惜しんでやるものです。時間を大切にできます。
  5. スキマ時間を有効に使う
    スキマ時間をどう使ってますか。寝てませんか。スキマ時間の活用は大きなポイントです。

まずはこの5つを実践して下さい。そうでないと時間は作れません。自分の1日をじっくり振り返ってみましょう。無駄がかなりあるはずです。

もう一度言います。時間は自分で作るものです。

良質の情報を入手する

「賢い頭」を作るには「良質の情報」が欠かせません。

インターネットが発達した現代は情報は洪水のように溢れています。もちろんその情報は玉石混淆です。

どうやって見分けるのか・・・?。簡単です。勉強するしかありません。

良質の情報とは・・・?。それは活用できるできないかで決まります。インプットした情報はアウトプットして初めて価値を持つのです。

私が情報を仕入れているサイトを列記しておきます。

  1. NewsPicks
  2. ロイター
  3. BBCニュース
  4. 時事ドットコム
  5. Yahooニュース
  6. ITmediaマーケティング
  7. 調査のチカラ
  8. BizHint

良質の情報を仕入れるための情報源を確立して下さい。そしてどんどん活用していきましょう。

SNSを利用する

もはや生活に欠かせなくなったスマートフォン。手軽に情報収集するにもPCを越えた利便性があります。

スマホは「賢い頭」を作るには欠かせないツールです。そのスマホでSNSを利用しインプットとアウトプットを繰り返すのです。

Facebook、Twitter、Instagram、LINE・・・私が語るまでもありませんね。

もちろん有効活用するには相応のリテラシーが必要です。

それも勉強するしかありません。

本を読む

「賢い頭」を作るには読書は欠かせません。

やはり勉強の基本は読書です。電子書籍やamazonのKindleも活用して生活に読書を取り入れて下さい。

読書はあなたの思考の枠組みや視点を確立するのに役立つのです。

読書のコツを少しばかり・・・。

まずは経済の本から読み始めると世の中の流れが理解できてニュースソースを読み解く力が付いてきます。

また自分の仕事に関する本から読まれると知識として入りやすいのではないでしょうか。

私は「読書こそ最高の贅沢」「読書の時間ほど幸せな時間はない」と思っています。そして読書こそが「賢い頭」をつくる勉強に他ならないのです。

既成メディア以外を活用する

テレビや新聞のニュースや記事は「記者クラブ」を通して発せられるのがほとんどです。

そこで重要になるのが既成メディアである「記者クラブ」に属さないメディア・・・いわゆる週刊誌や雑誌、ネットメディアを十分に活用することです。

テレビや新聞では放送されなかったことや書かれなかったこと、批判的な意見や正反対の意見にも目や耳を傾ける必要があります。

そんな時に週刊誌や雑誌、ネットメディアは大いに役立ちます。

ただし注意が必要です。ここの情報も玉石混淆です。そこはしっかりと認識しておいて下さい。

この中から使える情報を選び取る能力を身に付けましょう。それには読書が有効です。自分なりの視点を磨いておくのです。

余談ですが海外メディアも大きな利用価値があることを付け加えておきます。

海外からの情報は日本では報道されなかったり、ある方向に捻じ曲げられたり、見落とされてしまったような情報をチェックするのに役立ちます。

大いに活用して下さい。

情報を鵜呑みにしない

世の中に出回っている情報の中には、ある方向への誘導を目的にした情報が数多くあります。

そんな情報に対して私たちは振り回されることなく自分の頭で考えて意思決定し判断を下さなければなりません。

大きな声で正論かのように叫ばれている意見に対しては一旦立ち止まって接するようにしたいものです。

大多数の意見ほど一番疑ってかかる必要があります。「情報を鵜呑みにしない」・・・これを心がけましょう。

全てを鵜呑みにせず自分の頭で考えて吸収する部分とゴミ箱に捨てる部分をしっかり分けるようにして下さい。

そうすることで自然と「賢い頭」も育っていくはずです。

精神論を遠ざける

もういい加減に精神論を振りかざすのはやめましょう。論理的になりましょう。

「がんばろう日本」「絆」「オール日本」「ONE TEAM」すべて素晴らしい。

でも使うところを考えましょう。あまりにも乱用していませんか。 

きれいな言葉を利用し精神論を持ち出すと物事の本質が見えなくなります。落ち着いて論理的に考える。そんな習慣をつけていきましょう。

「賢い頭」を作り精神論を遠ざけるのです。

休息を取る

疲れた頭では適切な判断はできません。まずはゆっくりと休息を取り身体を癒しましょう。

あなたがリラックスできることは何ですか。毎日の生活にリラックスできることを是非取り入れて下さい。なんでもいいんです。

リラックスするにも時間が必要です。やはり時間の作り方が重要になってきます。

休息を取りリラックスして疲れを癒して下さい。そして柔軟な発想で「賢い頭」を作っていきましょう。

最後に

ということで「賢い頭」を作るための勉強のポイントを見てきました。

自分の判断には責任が生まれます。判断をすることは責任を背負うことでもあります。

それがいやな人は従順であり続けましょう。その方が楽に生きていけます。

でも少しでも変化に対応し「より良い選択をしたい」「自立したい」「道を切り開きたい」と思っている人は是非今日上げたポイントを頭に置いて勉強していって下さい。

簡単に人の言うこと巷に溢れることを鵜呑みにせず、色んな方向の意見に耳を傾けて常に自分の頭で考えていきましょう。

そして生き抜いていくのです。その方が人生楽しいはずです。

私はそう信じています。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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