こんにちは。
今回は人生の後半戦を自分らしく生きるために、50代から始めるセカンドライフの準備についてお話ししていきます。
人生100年という時代になりました。
50歳はまだまだ人生折り返し地点です。
でもここから先の人生を充実したものにしていくには、50代の今からセカンドライフについて考えておくことが重要です。
これからの長い時間・・・私たちは「生き方」を問われているのです。
今回はセカンドライフを充実させる準備として、50代からの人生をどいう考えていけばいいのかを考えていきたいと思います。
選択肢
セカンドライフの選択肢を考えてみます。
- どこかに移住して新しい人生を始める
- ボランティア活動を行う
- 趣味を謳歌する
- 何も決めず悠々自適に暮らす
- 今までできなかったことをやる
- 今の会社で働く
- 転職する
- 起業する
こんなのが考えられます。
このうち1~4についてはマネーに超余裕のある方々向けの選択肢かと・・・思う存分セカンドライフを充実させて下さい。
今回の記事は5~8の選択肢を漠然と持ってらっしゃる方々向けです。
例えば
- 50代になったが今後のことは何も考えていない
- これからの人生をどう生きていくのか分からない
- セカンドライフをどうするのか迷っている
- これからの人生に漠然とした不安がある
- 人生のビジョンを明確にしたい
こんな方々ですね。
50代になったがセカンドライフについて「ぼんやりとしたもの」しか持っていない方々に向けてこの記事は書いています。
セカンドライフ考え始めた方々におくるヒント集ですね。
視点
セカンドライフを充実させるための「視点」を考えてみます。
「働くだけ」・・・そう言われる方もいらっしゃるでしょう。
それはそれで大いにOKなんですが、そればっかりじゃちょっと寂しい。
だってこれまでの人生と全く変わらない。
そうならないために・・・「食うために働く = ライスワーク」と共に「人生を充実させる = ライフワーク」の視点が重要だと思うんです。
ライフワークの視点では、仕事というのはあくまでも「人生を充実させるための一部」といった考え方になります。
そうです・・・セカンドライフを充実させるためにはこの「ライフワークの視点」が重要になってくるのです。
ではセカンドライフを充実させるライフワークの視点とはどういったものなのか・・・次項で詳しく見ていきたいと思います。
ライフワーク
あなたはライフワークと呼べるものを持っていますか。
ライフワーク
実用日本語表現辞典
生涯にわたって続ける仕事、一生かけて行う取り組み、人生を捧げる事業などの意味の語。
こういったものをライフワークと言います。
「ワーク」とついていますが何も仕事ばかりではありません。
仕事もそうですが、ずっと熱中している趣味や誰にも負けに特技なんていうのがライフワークになりえます。
ライフワークのポイントはこういったものです。
- 自分が熱中できる
- 心から楽しめる
- 充実感を感じる
- やりがいを感じる
- 社会や人に貢献できる
こんな感じで自分の価値観で行動したり集中している時って時間を忘れてしまいますよね。
これこそがライフワークのポイントになります。
ライフワークの視点を持った上でセカンドライフを送ると人生がより充実します。
生きてて楽しい。
食うために働いてきたライスワークとは次元が違うわけです。
次項ではライフワークの視点を踏まえた上で、セカンドライフの生き方をどう考えていくかを見ていきたいと思います。
セカンドライフの生き方
セカンドライフの生き方を考えるとき「ライフワークの視点」が重要であることをお話してきました。
50代になったらこの「ライフワークの視点」を持ってセカンドライフの生き方を考えていくことが重要です。
具体的に見ていきましょう。
アラフィフ~中高年向けには「note」にも記事を書いています。良かったらぜひ!
これまでの自分の棚卸をする
まずは下準備です。
50年生きてきた自分の棚卸しをしてみましょう。
棚卸しとは自分自身のこれまでの人生を振り返ってみるということです。
これなくしてセカンドライフの生き方を考えることはできません。
自分は何ができるのか・・・何が得意なのか。
強みは・・・弱みは。
何が好きで・・・何が嫌いか。
自分自身をしっかりと理解するということです。
今後の生き方を考える下準備として、じっくりゆっくり時間をかけて行って下さい。
自分の棚卸しについてはコチラの記事をどうぞ。
得意・好きを続る
棚卸しで見えてきた自分の「得意なこと好きなこと」をどんどん続けていきましょう。
自分の好きなことをやってるときって気分はいいし、何より物事に集中できますよね。
好きなことをやってると脳内にセロトニンをはじめとする「幸せホルモン」が分泌されて、心と身体がバランスの良い状態に整っていきます。
じゃーどうやって好きなことをやっていくか・・・?
1日は24時間です。
時間は平等に与えられています。
この時間をマネジメントする。
そう・・・時間を確保するってことです。
今までは仕事に追われて考えてこなかったかもしれませんが、これからは時間をマネジメントしていく習慣をつけて下さい。
時間は与えられるものではなく自分で作り出すものです。
人生100年時代です。
これができないとリタイヤ後は「ぼー」っとして生きていくことになります。
1日の行動を見直せば10分~15分の時間はできるはずです。
まずはそこからスタートです。
そこができたら少しずつ増やしていきましょう。
得意なこと好きなことは人生の「おかず」です。
人生という主食がよりおいしいものになるはずです。
時間の作り方はコチラの記事に詳しく書いています。
自信をつける
50歳を過ぎると役職定年などで給料は下がるは、慣れない部署に異動になるは・・・身体は思うように動かなくなるは・・・。
何かと自信を失いがちです。
でもまだまだやれることは多いはず。
これからはできないことを克服しようと思うより、できることをやってさらに伸ばしていく発想に切り替えていきましょう。
小さなコトからでいいんです。
できることを再確認しながらスモールステップでやり遂げ自信を取り戻していきましょう。
このことがセカンドライフに必ず活きてきます。
自信についてはコチラの記事にも書いてます。
学び直しを行う
やり残した学びはありませんか?
誰だって何らかの事情で諦めたり中途半端になっていた学びがあるはずです。
リカレント教育(社会人の学び直し)なんて言いますが、そんな大げさに考える必要はありません。
自分の中に学び残しがあると分かったら是非「学び直し」をやりましょう。
今はネット社会・・・学びの方法も多様化しています。
セカンドライフを充実させるために学び直しで人生を豊かにしていって下さい。
学び直しついてはコチラの記事にも書いています。
資格取得に挑戦する
資格取得への挑戦もセカンドライフを充実させてくれます。
ただし資格取得に関しては重要なポイントがあります。
「何のために資格を取得するのか」と言うことです。
その資格を取得して何をしたいのか?
そこを明確にしておく必要があります。
「チャレンジのため」「生活にハリを持たせたい」と考えられている方も大勢います。
そこが明確であれば問題はないと思います。
頑張りましょう!
一方「資格を活かしていきたい」と考えられている方は、次の点を頭に入れて資格取得を目指して下さい。
それは「経験」です。
経験の裏付けがない資格は、ほとんど意味を持ちません。
残念ながら経験の伴わない資格は能力の証明にならないし、評価の対象にさえならないのです。
資格に対する憧れとかイメージだけでチャレンジすると、費用対効果の点で割に合わないどころか「こんなはずじゃなかった」と言うことになってしまいます。
決して資格取得のための資格にならないよう注意して下さい。
ただし、この「何のために資格を取得するのか」の「何のため」という部分には広い間口が必要です。
というのは資格取得のための勉強は無駄にはならないからです。
たとえば「簿記」という資格があります。
この資格、経理職には必須の資格ですよね。
ただ簿記の知識は経営をしていく上で絶対知っておいた方が良い知識の内のひとつです。
経営コンサルタントだって営業だってそうです。
そう考えると簿記は経理のためだけの学びではないということになります。
このように学びの延長線上に資格があり結果的に取得を目指すと捉えていくと、間口が広がり知識も豊富になります。
勉強を頑張ったご褒美として資格取得という成果を目指していくのは「有り」ですよね。
日本には国家資格や民間資格など数多い資格があります。
中には首をかしげるような資格もありますが、あなたのセカンドライフの生き方に合わせて資格取得を考えてみるのもいい刺激になりえると思います。
資格取得についてはコチラの記事もどうぞ。
仕事への考え方を見直す
私たちは今まで色んな思いで仕事をしていました。
それぞれがそれぞれの思いを持って頑張ってきたわけですが、セカンドライフへ向けて仕事観を切り替えてみるのも大切なポイントです。
人はそれぞれのライフステージで、それぞれの課題に向き合いながら年齢を重ねます。
仕事も同じです。
経験を重ねれば求められるものも変化するはずです。
その変化に合わせ私たちも変わっていく必要があるのです。
どうすれば良いのか・・・。
まずは変化に敏感になることです。
環境がどう変化しているのかしっかりと確認し自分はどうすればいいのか、どう変われば良いのかを考えていって下さい。
そのために必要なのは「好奇心のアンテナ」です。
常に好奇心というアンテナを立てて変化をつかむようにして下さい。
答えはひとつではありません。
あなた自身が置かれた環境を見つめ、自分がどう変われば良いのかを自分なりに考えていって下さい。
【お知らせ】
アラフィフ~中高年世代の「これから」については【ココナラ】でご相談も承っています。詳細は下記リンクより。お気軽にご相談下さい。
最後に
今回は50代から考えるセカンドライフについて見てきました。
50代から始めるというタイトルをつけていますが、早く始めれば始めるほど余裕も生まれ生き方を明確にできる時間が多くなります。
生き方は一つではありません。
自分の棚卸しを行い自分自身を理解した上で自分に合ったセカンドライフの生き方を明確にしていって下さい。
きっと人生が豊かになるはずです。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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