こんにちは。
今回は営業職の魅力を深掘りします。
一口に営業職と言ってもその幅は広く多彩であり、ひと昔前とは違ってDXの流れの中で分業化も進んでいます。
営業については以前も「新時代の営業を考える【営業不要論に答えを出します】」という記事を書かせていただきました。
今回は、営業の「やりがい」とは、そして「今後や将来性」について解説します。
今回の記事で分かること。
- 営業職の魅力
- 営業職の将来性
- マイナビ 営業 AGENTについて
営業職の魅力
良く「営業はつらい…!」なんて言われます。では、営業職の魅力とは何でしょうか?…じっくり見ていきます。
営業の「やりがい」
DXの掛け声で、すべての業界でデジタル化が進んでいます。色んな業種がデジタル技術によって効率化され労働生産性を上げる動きが加速しています。
ただ、どれだけテクノロジーが発達しても最終的に意思決定するのは人間です。テクノロジーはあくまでも意思決定を支援するツールでしかありません。
最終的に重要なもの、それは「人と人」のつながり…「人間 対 人間」の関係性です。営業はまさに「そこ」に介在する職業であり、それこそが営業の「やりがい」に他なりません。
どれだけ「DXだデジタルだ」といっても、「つながり」や「関係性」を無視したビジネスは机上の空論でしかありません。
そういった「つながり」や「関係性」を築けるのはテクノロジーでもエンジニアでもなく、営業に他ならないのです。
これが営業職の大きな「やりがい」であり、営業職だけが味わえる最高の喜びでもあるのです。
営業の種類
一口に「営業職」と言っても種類が多いんです。ここでは営業職にはどんな種類があるのか…見ていきたいと思います。
- 企画営業(法人向け / 個人向け)
- 営業マネージャー / 営業管理職
- 代理店営業 / パートナーセールス
- 内勤営業 / カウンターセールス
- ルートセールス / 渉外 / 外商
- 海外営業
- メディカル営業(MR / MS / その他)
- キャリアカウンセラー
- 人材コーディネーター
- コールセンター管理 / 運営
- カスタマーサポート / サポートデスク
- テクニカルサポート
- オペレーター / アポインター
業界や業種の違いで呼ばれ方は異なりますが、上記の仕事内容は「営業職」なのです。売るものや扱うものが違えば営業職も呼ばれ方が変わってきます。
逆に言えば、現在営業として活躍している方々は多方面に活躍の場があるということです。ここも営業の大きな魅力です。
もちろん、業界や業種が違えば営業スタイルも変わってきます。
どういったフィールドで営業として働いていこうと考えているのかを明確にするには、各フィールドの仕事内容や特徴を理解する必要があります。
営業の今後そして将来性
テクノロジーの発達と共に営業の在り方も変わってきているのは事実です。
今後は営業業務の中身が細分化されていき「インサイドセールス」が広がっていくことになるでしょう(インサイドセールスについてはコチラをどうぞ)。
「セールステック・MA・SFA・CRM」といった技術の進化は、営業のインサイドセールス化をますます加速させていきいます。
しかし重要なことがあります。
それは、顧客の悩みや要望を聞き出し最適なソリューションを提供するという「営業として一番大切な業務」は決してテクノロジーには代替できないということです。
いわゆる「コンサルティング営業」や「ソリューション営業」というものは、技術に代替されるどころか新しい時代の営業スタイルとして確立されていくことでしょう。
テクノロジーを活用し「必要な時に最適なモノやサービスをスピード感を持って提供する」。これが新しい時代の「営業」のイメージではないでしょうか。
営業のインサイドセールス化は、決して顧客の元に足繁く通わないことだけを意味しているのではありません。
顧客への寄り添い方が変わることを意味しているのです。
これからは「テクノロジーを駆使して顧客に寄り添う営業」が求められていると言っても過言ではありません。ということは今後の営業職はテクノロジーを駆使する能力が求められるということです。
時代が変われば「つながり」や「関係性」の築き方も変わってきます。
何んと言っても、テクノロジーに代替されない部分での営業は、将来性が高い!
これから営業職を目指される方やキャリアアップを図ろうと考えている方々は、こういった新しい営業の流れも頭に置きながらキャリアプランを考えていって下さい。
営業への転職
ここからは営業への転職について考えていきます。
転職市場における営業職
転職市場における営業職の特徴を列記します。
- 不況下でも求人が落ちることが少ない
- 経験者が優遇される傾向はあるが未経験歓迎も多い
- 能力次第で異業種の営業への転職も活発
- 若手は「やる気」中堅は貢献した「経験」が問われる
- オンラインスキルも重要視されてきている
コロナ禍でも売上に直接かかわる営業職は求人の落ち込みが少ないのが特徴です。各業界の動向を意識した転職戦略を立てることが重要です。
そして、転職戦略を立てる際に、ぜひ知っておいていただきたいのが「転職エージェント」の存在です。
転職エージェントを活用する
転職エージェントは企業に人材を紹介するサービスを行っています。
転職市場は多様化を深めています。価値観やライフスタイルの多様化と共に、企業や求職者も多様化しそのニーズは多種多様といった感じです。
転職エージェントは多様化した求職者のこんな声に応えてくれます。
- 転職活動を自分1人で進めていくのが大変だ
- どのような企業が自分に合っているか分からない
- 自分の強みがはっきりしない
最後に
私、エヌヒロは営業出身のキャリアコンサルタントです。
現在キャリアコンサルタントして日々若者のキャリアをサポートしていますが、そこでも営業で培ってきたスキルや知識が大いに役立っています。
これからのは変化の大きい時代になっていきます。
そんな時代でも「営業として磨かれた対応能力は普遍的である」と、営業出身の私は実感として理解できます。
激変の時代にも動ずることのない普遍的なスキルを身につけるためにも「営業職」を経験しておくことは非常に重要なことなのかもしれません。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
コメント