こんにちはエヌヒロです。今回は「変わる」がテーマです。
私はこれまでも変化の必要性を書いてきました。でもそうは言いながらも人間変わるって簡単じゃないですよね。
じゃーどうすればいいのか。
今回はそんな「変わる方法」について考えていきたいと思います。
今回の記事はこんな人のお役に立ちます。
- 変わりたいと思っている人
- 変われない人
- 環境の変化にストレスを感じている人
- 新しい自分を発見したい人
心あたりのある人はぜひ読んで下さい。
自分らしく主体的に変わる
私たちの環境は日々変化しています。新型コロナウイルスの脅威の前で変化を求められたのは記憶に新しいですよね。
最近は豪雨災害も当たり前のようになり今までの常識が通用しなくなってきています。こんな自然の驚異に対して私たちは抗うことはできません。無力を痛感します。
しかし私たちに変化を求めるのは何も自然の驚異ばかりではありません。
テクノロジーの発達は私たちの働き方や生活に変化を要求します。「便利さ」と引き替えに失うものも大きいでしょう。
身近なところで見ても部署の異動や転勤、転職や引っ越しなど私たちは多くの環境の変化に遭遇しそのつど変わることを求められているわけです。
中には「俺は変わらない!俺は俺だ!」とおっしゃる方もいるでしょう。そうです「自分らしさ」を失わないことは大切なんです。
でも「自分らしさ」を失わないために変化に対応し「主体的」に変わっていく。そういう思考は非常に重要だと思います。
受け身になったり拘りすぎることが原因で心にひずみが生じることだって少なくないのです。私も経験があります。
「自分らしくあるために主体的に変わる」・・・今回の重要なテーマです。
ということでまずはダーウィンの有名なこの言葉を贈ります。
最も強い者が生き残るのではなく最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。
チャールズ・ダーウィン 進化論
この言葉を名言としてお伝えした記事でも書きましたがこの名言が時の為政者たちの思惑のため都合良く利用されてきたのは事実でしょう。
しかし私は今こそこの言葉を名言として素直に受け止めたいと思っています。
なぜか・・・?。
だってそれくらいの激変がここ数年から十数年の間に起こると思われるからです。その理由です
- 日本では人類史上例を見ない急速な超高齢化が進んでいる
- 少子化
- 社会保障制度の見直し
- 雇用環境の激変
- 積み上がった未曾有の国の借金
- ワールドワイドなテクノロジーの発達やDXの推進
- 世界に後れを取り転換できない国の産業構造
- 変わろうとしない国や国民
等々・・・頭がクラクラする程の問題が山積みとなっているのです。
山積みになったこういう問題が私たちに変化を強いるのは火を見るより明らかではないかと私は思います。
そのための準備が絶対に必要だ・・・私はそう思います。
今こそダーウィンのこの言葉をそれぞれがそれぞれの置かれた立場で再認識し自分らしくあるため主体的に変わっていく必要があると思っています。
なぜ変われないのか
なぜ私たちは変われないのでしょうか。
もしかしたら変わらずに今まで通りの環境でやっていけたら・・・それはそれでいいのかもしれません(私は無理ですが)。
人間は変化より安定を求めるものです。
ただどう考えても変化の波が近づいていて多かれ少なかれ変わる必要がある・・・にもかかわらず変われないのは問題です。
ここでは私たちが変われない理由を考えていきます。
変わることに対する恐れ
当然ですが変わることに対して私たちは恐れを感じてしまいます。
- 「そもそも自分は変われるんだろうか」
- 「変わった後自分はやっていけるんだろうか」
- 「変わることで何が起こるんだろうか」
等々・・・。
変わった後がどうなるのか予想できないのが「恐れ」の原因ではないかと思います。未知のことに対する「恐れ」が変わることを阻んでいるのでしょう。
確かに変わることは恐れを伴い私たちにストレスを与えます。
しかし変わらないことに伴うリスクもあるはずです。当然そこにはストレスが発生します。
同じストレスですが変わることで伴うストレスの方がコントロールしやすいのではないかと私は思います。
なぜか・・・?。
それは気持ちが前向きであるからです。意識が主体的だから。立ち向かうのか受けて立つのかこの差は大きいと私は思っています。
変われないという思い込み
私たちは自分が生きてきたこれまでの環境や経験という枠の中で物事を判断しがちです。
もしその枠を超える変化に見舞われた場合どう対処をしていいのか判断がつかないこともあるでしょう。
そんなとき良く聞かれるのが自分は変われないっていう「思い込み」です。
人は自分の中の経験値という引き出しで物事を判断しがちです。
だからその引き出しの中に対応方法がない場合は「変われない」と思い込み変化することを拒んでしまうことが往々にしてあるのです。
特に急な変化が起こったときなんか考える間もなく条件反射的に変化を拒絶してしまうことだってあるでしょう。
そんな時は一端判断を脇に置きゆっくり考えるてみることをお勧めします。
人は自分に思い込みがあるなんてほとんど気づいていません。
自分には「思い込みがあるかもしれない」ということをしっかり頭に置いておくこと。それが変わっていくポイントだと思います。
本当は変わりたくない
変わることと変わらないことを比べたらやっぱり変わらないことが楽じゃないかと思います。
変わるにはエネルギーもいるしストレスもかかる。
人は「変わりたい」「変わらなければならない」と思っていても本当のところ変わることに対して少なからず抵抗を持っているものです。
そう・・・実は変わりたくないっていうパターンです。
言ってる通り変わることはストレスを伴います。
変わってからのストレスも避けられません。それらに対する潜在的な恐れは誰にでも当然あります。
だから楽な方を選択してしまいます。
口では変わると言ってても実は変わりたいとは思っていない・・・変わりたくない・・・。
こんなことも私たちが変われない理由でないかと思います。
変わる方法5選
見てきたようになかなか変われない私たちですがどうやったら変われるのでしょう。
ここからは自分らしくあるために主体的に変わっていく方法を見ていきたいと思います。
自分を理解する
まずは自分自身を理解する必要があります。
おなじみの自己理解です。自己理解に関しては私のブログの定番中の定番です。
自分を理解することから何ごとも始まります。これ抜きには何も始まらないのです。
変わることだって一緒です。
- これまでの自分はどうだったのか
- 今の自分はどうなのか
- 今後の自分はどうあるのがベターなのか
そんな自分を知るというのは何をするにも超重要事項なのです。
自分の現在地が分かっていないと変わりようがありません。
変わったとしてもそれは本当に変わったのか、変わったつもりでだけなのか、変わって前に進んだのか後退したのか・・・。
そんなことすら分からないのです。
変わるために今の自分の現在地を知る。変わるためにこそ自分自身を理解しておく。自分らしくあるため能動的に変わっていくためにこそ自己理解は必要なのです。
自己理解のためにはコチラの記事を参考にして下さい。
何かを始めてみる
とにかく何かを始めてみて下さい。
何かを始めることで何かが動き出します。そうすることであなた自身が変わっていくはずです。
難しく考える必要はありません。
スポーツや旅行でもいいんです。趣味や食べ歩きでもかまいません。TwitterやFacebookやブログ・・・なんでもOKです。
今までやってなかったこと、やれなかったことを何か始めて下さい。
そしてそれをできるだけ続けていって下さい。きっと違ったあなたが見えてきます。
そんなことがきっかけとなって人は変わっていくものです。
これから先は何も始めないでじっとしていることの方がリスクとなる可能性が高いのです。
今の自分を変えないために変わっていく。
一見矛盾していますが自分らしくあるための重要なポイントのひとつです。
行ったことのない所に行く
ぜひ今まで行ったことのない所へ行ってみて下さい。
新しい発見があるかもしれません・・・新鮮な驚きがあるかもしれません。
ショップや居酒屋、観光地や図書館・・・色々あると思います。どこでもいいんです。
行ったことのない所に行くことで新しさに触れる。そしてその時の自分を振り返ってみて下さい。
その時の感覚はどうでしょう。何を感じましたか?。気分はどうでしたか?。
何か変われるきっかけをつかめるかもしれません。
行ったことのない所に行って新しい刺激を受けて下さい。知らない自分に出会えるチャンスです。
リフレーミングする
リフレーミングについては何度かお話ししています。リフレーミングは変わる方法としても使えます。
リフレーミング
ウイキペディア
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
このリフレーミングを使い自分自身を客観視してみるのです。
- 私は飽きっぽい性格だ ⇒ 私は好奇心が旺盛です
- 良く頑固って言われる ⇒ 意志が強いのが長所です
- 結構しつこいんです ⇒ 粘り強さには自信があります
- 生意気って言われる ⇒ 昔から自立心が強い
- 私は無口なんで・・・ ⇒ 穏やかな人間なんです
こんな風に自分を別方向(フレームを変えて)から見ることで新たな可能性が見えてきます。
新たな可能性が見えたら変わることに対して受け入れやすくなるはずです。変わることに対し抵抗感が低くなるって感じです。
どうぞ試して下さい。
交友関係を変える
これは簡単そうで難しいことです。ある意味変化することよりも難しい部分があるかもしれません。
自分で書いておきながらこんなことを言って申し訳ありません。
でも交友関係を断ち切ることって難しいですよね。
だから「交友関係を変える」の「変える」に注目して下さい。
今の交友関係はそのままに新しい交友関係を築く・・・そして交友の軸をそっちに移していくという感じです。
じわじわ変えていって下さい。
必ず新しい気づき新鮮な感覚があるはずです。キーワードは新しいあなたの発見です。
新しい輪には新しい価値観があるものです。その新しい価値観があなたを変えるきっかけになってくれます。
ただしここでもうひとつ難しいことがあります。それは「新しい交友関係をどうやって築いていくか」ということです。
どうするのか・・・?。
それはここまで書いてきた「何かを始める」「行ったことのないところへ行ってみる」・・・こんなことを繰り返してみる・・・。
そうすることで交友に幅ができ新しい関係性へと広がっていくのではないかと思います。
変わることの本質
変わる方法を見てきました。この項では変わることの本質をお話ししたいと思います。
「なぜ変われないのか」の項でお話しした3つの理由については変われない理由ではあります。
でも変わることの本質ではありません。
実は変わることって実は簡単なんです一瞬で変われます。
「えっ?!」って感じですか。
なぜか・・・?。
変わることは簡単なんだけど変わった状態を続けていく(維持する)のが難しいんです!。これこそが変わることの本質なんです!。
要はすぐ元に戻ってしまうんですね。ここが難しいわけです。
私・・・変わりました。だけど元に戻ってしまいました。なんていうことは良~くあるんです。
三日坊主って嫌な言い回しもありますよね。
じゃーどうすればいいのか?。これはもう下の3つをやるしかありませんね。
- なんのために変わるのか目標を立てる
- 変わった新しい自分を頭に描く
- とにかく変わった状態を1週間維持する
この3つを自分に課してみて下さい。
あなたは変わる必要に迫られている。そして変わりたいと思っている。でも変われない。だから変わる方法を実践してみた。ようやく変わることができた。
後は変わったあなたを維持していくだけです。
これが難しいんです!。
あなたは「自分らしくあるため」に主体的に変わろうとしています。
「自分らしくあるため」に変わろうとしているのです。
もう1回思い出しましょう。
だれもあなたを責めることはありません。だから変わることもリラックスして変わっていきましょう。
誰のためでもない自分のために。
最後に
お疲れ様でした。変わることは簡単じゃないですよね。
でも私たちは変わることを求められているのです。
時代に環境に・・・。
その時になって慌てないようにしたいものです。その時になって状況判断を誤らないようにしたいものです。
そして主体的に変わっていきたいものです。
すべては自分らしくあるために。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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