【上手な断り方】断る方法を覚えて人間関係を円滑にする

意識改革

こんにちは、エヌヒロです。

今回は「断り方」を考えていきます。

自分の仕事や予定がありながら、断り切れずに引き受けてしまうことってありませんか?

断りたいけど断れないことは誰でもあります。

ただ、断れないことで後々後悔することになるのは自分自身です。

今回は上手に断るにはどうしたらいいのか?

上手な断り方を考えていきます。

上手な断り方を覚えて円滑な人間関係を築いていきましょう。

今日の記事はこんな人のお役に立ちます

  • 断れずにいつも後悔している人
  • 今度こそはと思いながらやっぱり断れない人
  • 断る方法が分からない人
  • 上手な断り方を知りたい人

こんな人は必見の内容になっています。

断れない時ってどんな時?

断れない状況とはどんなときに生まれているのか?

「断りたいのに断れない」…そんな状況を見ていきたいと思います。

頼まれごと

「人に何かを頼まれる」ことって良くあります。

頼んでく人は職場の上司や親しい間柄の人です。

仕事上のことから仕事を離れた個人的なことまで頼まれ事は様々です。

頼んでくる人との関係性の深さも断り難さに影響を与えます。

もちろん受けられる内容・・・受けられない内容・・・できることできないこと・・・色んな状況があるでしょう。

特に「あなたしか頼む人はいないんだ」「先輩だけが頼りです」「会社を代表して参加してくれ」なんて・・・。

そんな頼み方をされたら人間誰だって断ることが難しい状況に追い込まれてしまいます。

誘い

次は「お誘い」です。

「飲みに行かない」「週末ドライブに行きませんか」「ためになるセミナーがあるから一緒に参加しよう」といったものです。

このパターンも良くありますよね。

飲みにいくことやドライブ辺りはまだ断りやすいと思います。

でも「君のために役立つセミナーなんだ」とか「一席設けた」や「大事なクライアントの接待だから」なんてなったらどうしますか・・・?。

断れますか?。

お誘いって予定が入っているときに限って話が来ることが多いですよね。こんな時も私たちは精神的に追い込まれてしまいます。

突然の出来事

突然仕事が入ることも珍しくありません。

突然の仕事って新しく入ることもあれば何らかの事情で受けた仕事に遅れが生じその対策として対応せざるを得ないこともあるでしょう。

こんな時に私たちは大きなストレスを抱えてしまいます。

仕事を優先すれば自分の予定を変えざるを得ない。かといって自分を優先すると仕事はどうなるのか。クライアントに申し訳ない。

こんなどっちつかずの状況に追い込まれ仕事を優先したとしても良い仕事ができるのか微妙なことになってしまいます。

そんな突然の出来事も断れない状況を生んでしまいます。

もらい物

「これ差し上げます」「お土産です」「つまらないものですが」「誕生日のプレゼントです」良くありますよね。

もらうこちらの気持ちも考えず色んな思惑で人はモノやサービスを提供しようとします。もちろん以前のお返しとか親しい間柄であれば問題はないでしょう。

しかし思ってもみない人や会社などから突然こんなことがあったらどうしますか・・・?。

ありますよね・・・こんなこと。

事が突然の場合考える間もなくついつい受け取ってしまいがちになります。でも後でよく考えると「なぜ?」ってなりかねません。

そうなんです。このパターンは突然なんです。

受け取った後に良かったのかって考えてしまうことになりがちです。

なぜ断れないのか?

断るってなぜ難しいんでしょうか。私たちはなぜ断れないのでしょう。

ご安心下さい。普通に生活し健全な社会生活を送っている人であれば断ることって簡単じゃありません。

人は相手との関係性の中で生きています。断ることでその関係性が壊れるのではと思うのは当たり前のことです。

「こう思われるのではないか」「評価が下がるのではないか」「つき合いが悪いと思われるのではないか」・・・。

そうあなたが考えてしまうのも無理のないことです。

特に日本人は「和」を大切にします。子供の頃からそういう教育も受けてきました。

聖徳太子が唱えた「和をもって尊しとなす」ってやつです。

でもよく考えましょう・・・断ることは悪ではないのです。

断ることで関係性がぎくしゃくしたり自分の評価が下がったりするのではないかと懸念されるんでしょう。

でも断ることは別に悪いことではありません。そういう認識が必要です。

だってあることを断ったとしてもそれは頼んだ人や誘った人、またその仕事そのものを拒否したり拒絶したわけではないからです。

そこは分けて考える必要があります。

それをできないのはあなた自身に思い込みがあるのか、所属する組織がそういった雰囲気を出しているのかもしれません。

もしそんな組織にあなたが属しているのなら最初が肝心です。最初の段階であなたの姿勢をしっかりと示して下さい。

自分は断る人だと言いうことを・・・。

人や仕事に対してはリスペクトをしつつ、できない事に対してはハッキリした態度を示していく姿勢が重要です。

頼む側に何らかの計算がある可能性だって否定できないのです。

あなたが貧乏くじを引く必要はないのです。良く日本人は交渉が下手といわれますが、そういったことも関係しているんだと私は思います。

上手な断り方6選

それでは実際に上手な断り方見ていきましょう。

私が普段実践している方法がベースになっています。状況や相手によって使い分けていって下さい。

やんわりと断る

これは好意的感情表現を行った後に断りの表明をするというものです。

大人の社会人であれば当たり前のことなんですが・・・できない人も多いようです。

例えば『依頼や誘いを受けて「うれしいけど」「光栄だけど」今日はごめんなさい』と言ったような断り方です。

「好意的感情表現+断りの表明」という公式に当てはめて下さい。こうすることで相手も納得する可能性が高くなります。

この断り方はオールラウンドに通用するはずです。状況を選びません。まず頭に置いておきたい上手な断り方のひとつです。

代替案を出す

これは交渉術のひとつですね。

「今はできないけどいついつならOK」とか「こういった方法ではどうですか」というように変わりの方法を提案するというものです。

頼まれたことに対して丸のみするのではないってことですね。

こちらの都合の良い方法を提示して・・・これだったら「受けてイイいよ」「行きますよ」「やってイイいよ」「頂きます」という意思表示をするものです。

ですから代替案次第では相手は受け入れることができず結果的にお断りになるわけです。

このやり方で断りを入れる場合、日本では多少相手を選ぶかもしれません。

いきなり目上の人とか上司とかには避けておいた方が良いかもしれません(本当はやって良いんですが日本は特殊なんで・・・)。

まずは親しい間柄の人に対してやっていくのが無難と思われます。

即答を避ける

この方法も色んな状況に対応できると思います。実は即答を避けるというのは色んな効果があります。

関係性に気を配るということもひとつです。

また断る側・・・そうあなたの頭もゆっくり整理ができるというメリットもあります。要は時間を稼ぎゆっくりと損得を計算することができるということです。

特に断るか否かの判断を下す際、時間的に余裕があるのであればこの方法をとるにこしたことはありません。

「YES or NO」が自分にどんな影響があるのか・・・。

それを判断する余裕が生まれるというのは大きいですよね。時間に余裕があればこの方法をお勧めします。

もし答えがNOということであれば人によってはメールやSNSで回答することも可能です。うまく利用していって下さい。 

考え込み相手の出方を待つ

これは駆け引きです。

何かを持ちかけられたとき「一瞬考え込み(考え込んだ振りをし)相手の出方を待つ」という方法です。

例えば

○○君これをやってて欲しいんだけど

えっ!?・・・あ~・・・(しばらく考え込む)

(ずいぶん考えてるな~何か用事があるのかな?)

(考え込んだまま・・・気を利かしてくれと思っている)

あー、忙しいんなら今度でいいわよ

だ、大丈夫ですか?・・・す、すみません

こういったやり取りです。無事乗り切れました。

一瞬黙り込んで考え(その振りをする)相手が気を利かせてくれたり、考えを変えてくれることを待つといった感じですね。

相手が気が利かなかったり考えを変えない場合も往々にしてあります。

だから黙り込んでいるうちに次の方法を考えて他のやり方と組み合わせて使うのも「あり」です。

これやってる人って結構多いですよ。

ちなみに私はやりません、この方法は。結構難しいと思います。できそうな人はやってみて下さい。

条件を提示する

これも交渉術のひとつですよね。歩み寄りの姿勢です。

代替案に似てます。

「これとこれをだったら受けます」とか「この範囲までだったらOKですよ」「〇時までたっだらいいですよ」といった具合に条件を提示するんです。

条件が受け入れられるようであれば依頼を受けるといったものです。

代替案と同じく条件次第で相手は受け入れることができず結果的にお断りとなってしまうこともあります。

断りというより交渉なので技術としては難しい部類になるのかもしれません。

でも不確実性がますます高まる今後において交渉力を高めることは仕事をしていく上でマストなスキルだと私は思います。

断ることひとつできなければ交渉なんてできるはずがありません。

是非こういったスキルを日常の中で高めていくことを目指していただきたいと思います。

他の人を推薦する

あなたに対し何らかの役回りで白羽の矢が立ったとき別の人を推薦するという方法です。

自分より適任と思われる人を推薦するという方法ですね。

理由はどうであれ根底には断りの気持ちがあるわけです。直接的に断りにくい場合に使ってみる価値はありますが効果がどの程度あるかは微妙です。

「私なんか役不足ですから、お断りします」とストレートに言うことができて分かってもらえればいいんですが・・・。

こんな時は頼む方も必死だったりするので「ハイ分かりました」とは中々ならないものです。

その場合に他の人を推薦するわけですが推薦された方は迷惑かもしれません。

断れない理由が関係性の維持にあるとすれば、その方向性を誰に向けるのか・・・難しいところです。

その場しのぎに使い時間を稼いで本当の対策を練るという場合には有用かもしれません。私の場合、推薦されるのは嫌なんで推薦もしないと思います。

ひとつの方法としてご紹介しておきます。

断る練習をしよう

断り方を覚えたら断る訓練をしましょう。ここでは断る訓練をどうやるのか見ていきます。

  1. 親しい間柄で訓練をする
  2. 「小さな断り」を意識的に生活に取り入れる
  3. 断りのパターンを作り自問自答する
  4. アサーションを学ぶ

訓練する方法をあげてみました。やっぱりその状況になり自分でやってみるのが一番です。それを繰り返すしかありません。

4については訓練というより気持ちの持ち方になります。本当はこういった部分を鍛える方が先だったりします。

4の「アサーション」について簡単に言うと次のようになります。

アサーション

相手も自分も大切にする自己表現。一方的に自分の意見を相手に押しつけるのではなく、かといって我慢するのでもなく互いを尊重しながら率直に自己表現をしていくコミュニケーションスキルのこと。

「アサーション」はそれでけで1冊本が書けるほど奥が深い内容です。関心のある方はコチラの記事を参考にして下さい。

実践としては1~3を地道にやっていきましょう。そして精神的な部分の4を加えていくようにして下さい。

最後に

今回は上手な断り方を見てきました。

今回紹介した方法を使いながら自分の時間を確保しストレスをためないようにしていきたいものです。

それはきっと自分らしい生き方に結びついていくはずです。

相手のことを気遣うことも大切ですが自分のことを気遣うことも忘れないようにして下さい。

上手な断り方を覚え実践することは自分への投資でもあります。色んな投資を経験し成長へつなげていって下さい。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

コメント