【不安を解消し抑える】リフレーミングのススメ:自分をコントロールしポジティブに生きる

意識改革

こんにちは。

今回は「リフレーミング」についてお話します。

リフレーミングって聞いたことがありますか?

聞きなれない言葉かもしれません。

リフレーミングとは見方を変えるってことですが、やり方を覚えるとネガティブな感情をポジティブに変えることができるようになります。

リフレーミングは奥が深くてそれだけで分厚い本もできてしまいますが、今回はできるだけ難しい言葉を使わずに分かりやすく説明していきたいと思います。

リフレーミングを知り日常で活用することでポジティブに生きるきっかけをつかんでもらえればと思います。

今回の記事で分かること。

  • リフレーミングの意味
  • リフレーミングの考え方
  • リフレーミングが役立つ場面
  • リフレーミングで何が変わるのか

リラックスして読んで下さい。

一瞬で自分を変えるリフレーミング

リフレーミングとは

それではリフレーミングについて説明していきます。

私はこれまでに何度かリフレーミングについて触れています。その時は【ウイキペディア】から意味を引いています。

リフレーミング
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。

ウイキペディア

このようにリフレーミングとは「考え方・捉え方・見方を変える」ということです。

さらに今回はもっとわかりやすく私なりの解釈も紹介しようと思います。

リフレーミング(エヌヒロ流)
ある物事を冷静に見直し、その物事を見る方向性(フレーム)を意識的に変えること(リフレーム)で、同じ物事が今までの気持ちや感情とは違う受け止め方に変わっていくこと。

これをリフレーミングと言います。

何かが起きたとき特にそれが悪い出来事だった場合、人はどうしてもネガティブな気持ちになってしまいますよね。

でもその悪い出来事を別の方向から冷静に見直してみると、ネガティブな部分ばかりではないことも分かってきたりします。

「光と影」なんて良く言いますよね。光があれば必ず影もある。光が強ければ当然影も濃くなる。光ばかり見ず影ばかり見ず、両方を良く見なければならないということを例えたものです。

それと同じです。

例えば

  • 「怒りっぽい」は「感情が豊か」
  • 「陰気」は「冷静」
  • 「カッとなりやすい」は「情熱的」
  • 「口数が少ない」は「控え目」
  • 「負けず嫌い」は「一生懸命」

こんなふうに、一見マイナスなことも見る方向性を意識的に変えることでプラスに受け止めることができるんです。

これがリフレーミングと言われるものです。ある意味、一瞬で自分を変えることができるんです。

リフレーミングを日常生活に取り入れていくと人間関係をはじめ周囲との関わり合いに変化が生まれ、そして何よりも自分自身がポジティブになっていきます。

ぜひ日常にリフレーミングを取り入れていって下さい。そしてポジティブに生きて行きましょう。

でもその前に・・・実はリフレーミングには大切な前提条件があるんです。次項で見ていきます。

リフレーミングの考え方

何か悪い出来事が起きて「頭が真っ白になった」とか「パニックになった」とか・・・良く聞きますよね。

焦ってしまい後から考えると「何であんなことしたんだろう・・・?」って、そんなこと誰だってあることです。

本当はここでリフレーミングする必要があるんです。でも焦ってたらそんな余裕なくなってしまいますよね。

ハイ!。大切なことは「冷静になること」なんです。ハッキリ言いますが、冷静にならないとリフレーミングはできません。

リフレーミングのテクニック的なことを書いてあるサイトは数多くあります。でも「冷静になれ」なんて書いてあるサイトを見たことがありません。

「頭が真っ白」「パニック」の状態では絶対にリフレーミングなんてできません。そこはしっかりと頭に置いて下さい。

何かが起きたとき冷静になってその出来事を見直し、意識してそれまでとは違う方向からその出来事を振り返ってみる。そうしたら違った受け止め方になる・・・これがリフレーミングの考え方です。

じゃー冷静になるにはどうしたらいいのか?。これはもう訓練しかありません。

感情的になりカリカリしてても何もいいことなんてありません。日頃から落ち着いて物事に対処していく訓練を行って下さい。

そうすることで何か悪いことが起きても冷静に対処できるようになります。とっさに焦ったりパニックになっても冷静にリフレーミングすることを思い出すことができます。

リフレーミングするにはまず冷静になる。そして意識して見る方向性を変えていく。重要な視点です。

リフレーミングが役立つ場面

それではリフレーミングが役立つ場面を見ていきたいと思います。日常の至るところでリフレーミングは役立ってくれるはずです。

失敗したとき

人は誰だって失敗します。失敗のない人なんていないはずです。でも失敗したときはやはり落ち込んでしまいますよね。

こんなときリフレーミングは役に立ってくれます。失敗しても・・・

  • いい経験になった
  • 失敗から多くのことを学んだ
  • 次にやるべきことが見えてきた
  • 自分に足りないものが分かった

こんな具合にリフレーミングすることで次に進むことができるのです。

失敗を重ねて周囲から「批判」されても

  • 「頑固だ」⇒「意志が強い」
  • 「やることがコロコロ変わる」⇒「好奇心旺盛」
  • 「考えが甘い」⇒「楽天的」

こう考えていくことで不安を振り払いながら前進していく活力にもなります。

失敗したときにはリフレーミングして捉え方を変えてみましょう。周囲からの批判も「自分のことを思って言ってくれている」と捉え直せばいいだけのことです。

失敗したときはリフレーミングする。覚えておいて下さい。

自信が持てないとき

何をするにも自信を持てないことがあります。これまでのトラウマだったり、不安だったり原因は色々あると思います。

自信が持てず行動できないときにもリフレーミングすることで前向きになれます。自信が持てずに行動しないことも・・・

  • 思慮深い
  • 慎重
  • 深くじっくり考えるタイプ
  • 落ち着いている

自信がなくて行動できないときにも、こうリフレーミングすることで元気が出てきませんか?。

仮に行動して失敗したとしても前項の「失敗」のリフレーミングをすればいいだけのことです。そしてそれを繰り返すことが「自信」につながっていきます。

自信がなくて行動できないときにも冷静になってっリフレーミングしてみて下さい。

違った自分を発見し行動につながっていくはずです。行動すれば何かが起きます。そしてまたリフレーミングです。

その繰り返しが自己肯定感につながり可能性を広げていくのです。

苦手な相手と関わるとき

私たちは生きている中で人間関係から逃れることはできません。人と人との関係性の中で生きているわけです。

うまくいかない人間関係に特効薬はありません。人間関係から逃げていても、次の場所でまた新たな人間関係の問題にぶつかることも多いです。

そんな人間関係にもリフレーミングは役立ちます。苦手な相手・・・上司や先輩、同僚や近所付合いなど色んな場面で応用可能です。

  • 「色々と口うるさい」⇒「自分のことを考えてくれている」
  • 「愚痴ばかりでウンザリ」⇒「あの人も寂しいんだ」
  • 「いつも自分ばかりに頼む」⇒「自分は信頼されている」

リフレーミングしてこのように考えると、普段「ウザイ」と思っている相手でも親しみが湧くというか、距離が縮まってくる気がします。

先に言ったように私たちは人間関係から逃れることはできません。

そうであるなら人との関係性においてもリフレーミングを取り入れた方が自分自身がポジティブに生きれるのではないかと思います。

苦手な相手と関わっていくのは難しいことではありますが、その関りが避けられないのであればリフレーミングして前向きに関わっていくのがベターな選択と考えます。

リフレーミングでポジティブに生きる

リフレーミングとはどんなものか、リフレーミングが役立つ場面を見てきました。

冷静になりリフレーミングを心がけることで周囲との関係性も含め色んな状況に変化が表れてくるはずです。

でも一番大きな変化は「自分自身がポジティブになれる」ということです。

リフレーミングを身につける一番のメリットは、生きていく上でポジティブになれるということではないでしょうか。

リフレーミングについては解説しているサイトも多くありますし書籍も数多く揃っています。詳しく知りたい方はググるなり本を購入するなりしてみて下さい。

でも色々と目を通す前に1点だけ。大切なことは「ポジティブに生きたい」というあなたの気持ちです。この気持ちを持っていることがリフレーミングを学ぶ前提になります。

「ポジティブに生きたい」という願望があれば、冷静になれて物事を別方向から自然に捉えることができるものです。それこそがリフレーミングに他なりません。

リフレーミングはひとつの手段でしかありません。

大切なことは「ポジティブに生きたい」というあなたの気持ちであるということを忘れないようにして下さい。

その気持ちがリフレーミングを身につける近道であり、リフレーミングでポジティブに生きるポイントなのです。

最後に

今回はリフレーミングについてお話ししました。

聞きなれない言葉だったかもしれませんが、リフレーミングを知っていることは生き難さを解消するためにも決して無駄ではありません。

見てきたようにリフレーミングは日常生活の至るところで活用できます。

リフレーミングすることでポジティブになれると言いましたが、それは自分らしく生きるということでもあります。

自分らしく生きていくためにもリフレーミングを学び前向きな人生を送ってもらえたらと思っています。今回の記事がリフレーミングを学ぶ入り口になれたら幸いです。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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