自分の市場価値を高める方法【市場価値を知りスキルアップで転職を勝ち抜く】

転職

こんにちはエヌヒロです。

今回は自分の市場価値を高める方法について考えていきます。

仕事環境の変化し働き方に変容を求められたとき、私たちは色んなことを考えます。

ある人は転職、またある人はフリーランスかもしれません。

会社に残る人も副業を考える場合もあるでしょう。

昔と違い副業も一般的になってきました。

働き方が多様化するのは良いことだと思います。

そんな状況で考えなければならないのが就職市場、転職市場での自分の価値です。

今回はそんな自分の市場価値を知る方法、またスキルを知りすスキルアップしていく方法を考えていきたいと思います。

今回の記事はこんな人のお役に立ちます。

  • 自分の市場価値を知りたい人
  • 転職を考えている人や迷っている人
  • 転職向けて必要なものを知りたい人
  • フリーランスや副業を考えている人

こんな人は必読です。

市場価値を知る必要性

皆さんは自分が持っている能力・スキルについて、どの程度の市場価値があるのか考えたことがありますか?

自分の市場価値とは、今あなたが持っている能力やスキルが外で通用するのかという「客観的なものさし」のことです。

自分の能力やスキルに対する「客観的なものさし」を知っておくことは、働き方を変えていこうとするとき大変重要なポイントです。

特に転職やフリーランスへの転向、副業をやろうと思い始めたときには重要です。

世の中は日々変化しています。

変化のスピードは加速するばかりで「激変」と言ってもいいような状況です。

そんな激変に立ち向かっていくには、自分の働き方や人生を主体的・能動的にデザインしていく必要があるのです。

その時に欠かせないものが、自分の「客観的な市場価値」という「ものさし」なのです。

市場価値を知る方法

それでは自分の市場価値を知る方法を見ていきます。

今後の働き方を考える重要なポイントになる部分です。

しっかりじっくり確認していきましょう。

転職エージェントに登録する

転職エージェントは人材紹介会社とも言われたりします。

転職エージェントに登録することで自分の市場価値を客観的に知ることができます。

利用に関する費用は「無料」です。

エージェントはクライアント企業から成功報酬を受け取るというビジネスモデルです。

利用するメリットとしては

  • 希望の職種とマッチングしてくれる
  • 非公開の求人情報を持っている
  • アドバイザーが相談に乗ってくれる
  • 意外な求人を見つけることができる
  • 企業との交渉代行や聞き難いことも聞いてもらえる

ではどうして転職エージェントに登録することが自分の市場価値を知ることになるのか?

それは、あなたに対する求人案件のオファーの有無で分かります。

また、どういう条件の求人案件を紹介されるのかといった部分で分かります。

利用は無料と言いました。

ビジネスモデルもお話ししました。

ここはビジネスの現場。

当然シビアな市場原理が働いています。

するとどうなるか?

あなたに魅力がない場合は好条件の求人案件がもらえない…それどころか案件そのものを紹介してもらえない…そんなことだってあるのです。

いかがですか?

自分の市場価値を知るには絶好の方法だと思いませんか?

特にこれから転職を考えている人にとっては是非利用してもらいたいサービスです。

激変の社会で生きていくというのはシビアな市場原理の世界に身を晒すことでもあります。

転職エージェントへの登録はその市場原理の世界を手軽に体験できる場なのです。

スカウト機能を利用する

求人サイトには「スカウト機能」を用意したサイトがあります。

このサービスを活用するのです。

スカウト機能は、これまでのキャリアやスキル、また希望する条件等を求人サイトに登録。

その後、興味を持った企業からスカウトメールが届き求職者に対して直接アプローチがある…これが基本的な流れです。

どういった企業からどのような条件でオファーが届くのか?…あなたの能力がどういった企業に選ばれているのか?…そしてどのように評価されているのか?

このようなことを知ることができるのです。

思いもよらなかった企業からオファーが届き、自分の意外な能力に気づくこともあるでしょう。

ただここも市場原理が働いています。

好条件のオファーが届くのか否か…オファーそのものが有るのか無いのか…自分の市場価値がシビアに分かるのです。

転職エージェントと同様に、自分自身の市場価値を知る手段として大いに活用していきたいサービスのひとつです。

年収査定をしてみる

最近はネットで年収査定ができます。

このサービスは、就職支援や人材支援会社が持つ膨大な年収データや転職データをベースにしたものです。

設問に答えることであなたの適正年収を診断してくれます。

登録さえすれば利用は無料です。

適正年収を査定してもらうことで自分がどれだけの市場価値を持っているのか大枠で理解できます。

転職するにあたり収入は大きなポイントです。

ただ自分が欲しい収入と企業が考えている評価は必ずしも一致するわけではありません。

あなたの能力と市場の評価をすり合わせて自分の市場価値を知ることは、転職活動を効率よく進めていくのに役立ちます。

「年収査定」「適正年収」といったキーワードでググってみて下さい。

多数の年収査定サイトがサービスを提供しています。

自分の市場価値を知る手段として覚えておいて下さい。

市場価値を高める方法

自分の市場価値を知る方法を見てきました。

ここからはその価値を高めていく方法を見ていきたいと思います。

エンプロイアビリティを高める

「エンプロイアビリティ」をご存知でしょうか?

エンプロイアビリティ(employability)雇用され得る能力のこと

エンプロイアビリティとは雇用され続ける能力のことです。

ただし、なにも社員としてだけでなくフリーランスとしても副業をする場合でも考え方は同じです。

激変の社会をサバイバルしていくための「個の対応能力」といえるものです。

このエンプロイアビリティを高めていくことこそ、自分の市場価値を高めていくことにほかならないのです。

私はエンプロイアビリティを高めていく方法として以下のことを提案しています。

「エンプロイアビリティ」を高める方法 =「ポータブルスキル」を磨く

ポータブルスキルについては次項で詳しく説明します。

ぜひエンプロイアビリティという視点を持って自分の市場価値を高めていくことを目指して下さい。

ポータブルスキルを磨く

市場価値を高める方法また獲得する方法として「ポータブルスキル」に注目です。

ではポータブルスキルとは何かをここで説明します。

ポータブルスキルとは特定の業種・職種・時代背景にとらわれない能力のこと。持ち運び可能な仕事をする上で重要な能力。どこでも通用する能力のこと。

これがポータブルスキルの定義になります。

会社が変わろうが職種が変わろうが時代が変わろうが通用する普遍的な能力と理解してもらっても良いかと思います。

名前の通り持ち運びができる能力のことですね。

ポータブルスキルの種類としてはこのようなものがあります。

  • 専門技術や専門知識
    生産技術、品質管理、マーケティング、ライティング、プログラミング
    営業、人事、会計、語学
  • コミュニケーション能力
    説得、交渉、調整、傾聴、支援、適応、マネジメント、コーチング
  • 課題対応能力
    分析、収集、発想、変革、順応、持続、決断、行動、挑戦、プランニング

要はAIにとって代わられ難いと言ったらいいんでしょうか。

当然年齢にも関係ないため中高年になっても役立つスキルとなります。

あなたが評価された市場価値はポータブルスキルでしょうか?

市場価値が弱いと感じた場合は、ポータブルスキルに注目しそれを磨いていくことを心がけて下さい。

そうすることで必然的にあなたの市場価値は高まっていくはずです。

能力をアウトプットする

ポータブルスキルをどうやって磨いていくのか?

ポータブルスキルに限らず能力を磨いていくためには「自分の能力をアウトプットする」のが一番の近道です。

自分の能力をアウトプットする方法とは?

まずは今現在の仕事の中で自分の能力を最大限発揮することが基本です。

そしてできれば会社での仕事の他にも能力をアウトプットする場を見つけたいですね。

最近はそんな場所が多く用意されています。

利用しない手はありません。

目的に合ったアウトプットの手段を選んで自分の能力をアウトプットしていって下さい。

アウトプットでポータブルスキルや能力に磨きをかけていきましょう。

それこそが自分の市場価値を高めていくことにつながっていくのです。

最後に

今回は自分の市場価値を知りその価値を高めていく方法を見てきました。

そのキーワードはエンプロイアビリティを高めていくことであり、ポータブルスキルを磨いていくことです。

私はブログで変化や激変といった言葉をよく使っています。

今の世の中はまさにその真っただ中にあると日々感じているからです。

そんな状況で一番頼りになるのは結局自分自身のスキルなのです。

若い人はこれから先も大いにその市場価値を高める努力をしていって下さい。

そして中高年の人も自分のポータブルスキルに気づき高める意識を忘れないで下さい。

これからも社会は変化し続けます。

私たちもその変化に翻弄されることなく変化の担い手になるべく市場価値を高めていきたいものです。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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