アウトプットの重要性を考える【アウトプットの方法その必要性と意味】

意識改革

こんにちはエヌヒロです。今回はアウトプットについて考えていきます。

私たちは経験や学びを通して多くのことをインプットしています。

でもインプットしたものをあなたはアウトプットしていますか?

アウトプットすることでインプットした知識や情報はさらに磨かれていき、あなたの「見識」へと洗練されていきます。

そうです…インプットも大切なんですがアウトプットはもっと大切だと私は考えています。

今回はそんなアウトプットについて深掘りしていきます。

今回の記事で分かること。

  • アウトプットの重要性と必要性
  • アウトプットすることのメリット
  • アウトプットの方法
  • アウトプットのスキル

エヌヒロ版アウトプット論です。

アウトプットとインプット

アウトプットとインプットは車の両輪です。

アウトプットとインプット…まずは言葉の定義から見ていきましょう。

インプットとは

まずはインプットです。

インプット
経験や学習という学びによって自分の中になかった能力や知識を取り込むこと。行動によって学びを入力すること。

私が考える「インプット」の定義です。

定義なんて難しく考える必要はないんですが言葉にするとこんな感じではないかと思います。

すごく簡単に言うと「読む」「聞く」がインプットですね。

これがベースです。

ちょっと難しい話をします。

私たちは日々色んな経験をしています。

その経験から多くのことを学び、それは「経験知(経験で得た知識)」となっていくのです。

その経験知はさらに色んな経験をすることで「経験値(経験により磨かれた知識の値)」として蓄積されていきます。

そして経験による学びはまだまだ続いていきます。

継続する経験によって磨きに磨き上げられた学びは「経験則(経験した学びから得られた法則)」となり私たちの「見識」に洗練されていくのです。

このように私たちは経験や学習によって多くの学びを「インプット」しています。

ただインプットすることはそう難しくありません。

学ぼうと思ったら行動すれば良いだけです。

行動は「経験」であり「学習」ということです。

「読む」「聞く」がベースです。その気になれば自分だけで完結します。

仕事でも学べますし読書することで知識を得ることができますよね。

最近はインターネットもインプット方法として大きな役割を持っていると思います。

こんなふうに私たちは日々色んな経験や学習を通して多くのことをインプットしているのです。

アウトプットとは

次は今回のテーマ「アウトプット」です。

アウトプット
経験で学んだこと、学習で学んだことを発信したり活動に活かしていくこと。学びを行動によって出力すること。

インプットの反対ですよね。

アウトプットは簡単に言うと「話す」「書く」「行動する」です。これがベースです。

アウトプットの場合インプットより多少難しいところがあります。

それはアウトプットするにはアウトプットする場所と相手が必要だということです。

学んだことをアウトプットする最も基本的な場所…それはやはり「仕事場(会社)」でしょう。

仕事で多くの経験をして多くのことを学びます。

そしてその経験で学んだものを、さらに仕事に活かしていきます。

私たちはそういった「サイクル」の中で学びをアウトプットしているわけです。

インプットしたものはアウトプットすることで磨かれていきます。

そうです…最初に言いましたがアウトプットとインプットは車の両輪なのです。

どちらが欠けても前には進みません。

インプットしたらアウトプットする。

アウトプットしたらさらにインプットしていく。

そうやって私たちは成長し前進していくわけです。

大切なことはインプットとアウトプットのバランスを整えるということです。

アウトプットの重要性

インプットの説明で「経験知 ⇒ 経験値 ⇒ 経験則」の流れを説明しました。

その流れの「サイクル」にある経験や学習の後には必ず「アウトプット」することが必要です。

アウトプットの量が多ければ多いほど…質が高ければ高いほどインプットしたものは「サイクル」の中で磨き上げられていき「見識」となりやすいのです。

先ほど私はインプットとアウトプットのバランスを整えることが大切と言いました。

でもよく考えてみるとインプットの量が多くありませんか?

知識ばっかり詰め込んで「頭デッカチ」になっていませんか?

インプットした能力や知識はアウトプットしてこそ磨かれていきます。

能力や知識は使ってこそ(アウトプットしてこそ)本当の意味を持ってくるのです。

そうですアウトプットしないと何も変化は起こらないのです。

現実に変化を起こすのはインプットよりもアウトプットなのです。

あなたのアウトプット量とインプット量は適正ですか?。

このふたつは車の両輪と言いました。

両輪は同じ大きさ(サイズ)でないと真っすぐに進まないばかりか、方向転換や進路変更もうまくできませんよね。

どうしてもインプットの方が多いように私は思います。

周りの人達を見渡しても圧倒的にインプットの方が多い、そしてアウトプットが少ない。

そんな感じがしています。

インプットとアウトプットはバランスが重要です。

さらに興味深い報告を紹介します。

コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士は、インプット「覚える時間」よりアウトプット「練習する時間」を多くした方が高得点になるという実験結果を報告しています。

その比率は、インプット:アウトプット = 3:7

限られた時間の3割を「覚える時間」に使い、7割を覚えたことの「練習する時間」に使った方が高い点数が取れるという報告です。

要は参考書をしっかり読み込むことより問題集をどんどん解いていった方が高得点がとれる。

その比率は3:7という実験結果なのです。

ここからもアウトプットの重要性が良く分かります。

今こそアウトプットを増やしていきましょう。

そして現実を変化させていきましょう。

これが今回の私からの提案です。

ではどうやってアウトプットを増やしていくのか?

次項で見ていきたいと思います。

アウトプットを増やす

アウトプットを増やすにはどうしたら良いのか?

詳しく見ていきたいと思います。

アウトプットの場を広げる

まず押さえておきたいのはアウトプットのベースです。

  • 話す
  • 書く
  • 行動する

この3つでしたね。

この3つを日常の中でどう増やしていくかがポイントになります。

私はインプットしたものをアウトプットする場の基本は「仕事場(会社)」と言いました。

その中でどう増やしていくかを考えていきましょう。

周りとは良く「話す」ことはできてますか?

上司とはどうですか?

同僚や部下とはどうでしょう?

クライアントとは?

アウトプットできていますか?

「書く」「行動する」アウトプットはできていますか?…考えて下さい。

家庭でも同じです。

仕事を離れたときどうすれば「話す」「書く」「行動する」が増えていくのかを考えてみて下さい。

そしてどんどんアウトプットする場を増やしていきましょう。

アウトプットすることは意識して増やしていかないと決して増えていきません。

まずはあなたのネットワークを中心にアウトプットする場を増やしていって下さい。

少しずつでOKです。急ぐ必要もありません。

いつものようにリラックスしてゆっくりと増やしていくようにして下さい。

アウトプットを増やすメリット

アウトプットを増やすことでどんなメリットがあるでしょう?。

  • 記憶に残る
    ⇒先に紹介した教授の実験の通りです。アウトプットすることで記憶に定着します。
  • 変化が起こる
    ⇒あなたがアウトプットすることで周りを巻き込んだ現実に変化が起こります。
  • 成長する
    ⇒アウトプットすることで知識が磨かれるサイクルが生まれます。これが成長です。

こういったメリットが考えられます。

デメリットは…うーん?あまり思いつきません。あえて言えば「しゃべり過ぎないこと」でしょうか…。

自分を成長させる「サイクル」を作りたいなら「アウトプットの場を広げていく」こと。

これが大切なポイントです。

アウトプットを増やし発信していくことでスキル自体が磨かれていきます。

アウトプットを増やすことはこのように多くのメリットを持っているのです。

次項ではそんなアウトプットの方法を見ていきたいと思います。

アウトプットの方法

それでは具体的にアウトプットの方法を見ていきたいと思います。

ベースはあくまでも「話す」「書く」「行動する」です。

4つの方法を提案します。

自分に合ったものを是非やってみて下さい。

一通り4つやって、自分に合ったものを継続するのがイイと思います。

誰かに話す

基本中の基本です。

「誰かに話す」ということです。

アウトプットが苦手な人はまず「話す」ことから始めて下さい。

今日1日にあったことを誰かに話す。

これだって立派なアウトプットですよ!

話す相手は誰だってかまいません。

家族でもいいし気心の知れた友人でもOK。

職場の仲間だって話し相手になるでしょう。

とにかくこれまでアウトプットをあまりやってこなかったという人は「誰かに話す」ことから始めて下さい。

話す内容は、

  • 読んだ本の感想
  • テレビ番組や映画の感想
  • 身の回りの出来事
  • 最近のニュース
  • スポーツの話題
  • レストランや居酒屋の食レポ
  • 仕事のこと

こういったことでイイんです。

なんでもイイから「誰かに話す」ことから始めましょう。

そして大切なことをひとつ。

話の中に「あなたの気持ちや考え」を入れて下さい。

あなたなりの言葉でOKです。

そういう「あなたなりの意見や気づき」を話の中に入れることで話の質がグッと上がり話に価値が加わっていきます。

そうすることで何かが変わるはずです。

何かが動き出すかもしれません。

自分の気持ちや考えを「誰かに話す」という行動をとることで変化が始まっていくのです。

まずは「誰かに話す」。

アウトプットの一番基本になる方法です。

何かを書く

「話す」の次は「書く」ことです。

「何かを書く」。これをやってみましょう。

何を書くかですが…何でもイイんです。

  • 今日やること
  • 思いつきやひらめき
  • 学んだこと
  • 手紙やEメール
  • 感想
  • 意見
  • 目標
  • 希望

とにかく書いてみて下さい。

大切なことは「紙に書き出す」ということです。

紙に書き出すということは「手書き」するということです。

なぜか?

手を使って書くことで脳が活性化するという報告があるからです。

脳が活性化するということは当然書き出したことが記憶に定着しやすいということになります。

「思いついた」とき「ひらめいた」とき「アイデアが浮かんだ」とき、そんなときのメモだってOKです。

とにかく紙に書くという癖をつけて下さい。

「何かを書く」。

これは自分一人で完結するアウトプットの方法です。是非取り入れてみて下さい。

ブログで情報を発信する

インターネットが私たちの生活スタイルを変えました。

その広がりは誰もが情報の発信者になれる環境を作り出しています。

そうです私たちは情報の発信者になれるんです。

その情報発信の方法のひとつが「ブログ」です。

アウトプットの方法3つ目は「ブログで情報発信をする」です。

ブログで情報発信することでこんなメリットがあります。

  • 日常の振り返りができる
  • 学びが深まる
  • 考えを整理できる
  • 文章力が上がる
  • 相手の立場に立てる
  • 情報に敏感になる
  • 投稿記事はあなたの資産になる

ざっとこんなメリットが考えられます。

ブログを始めることで情報発信ができ、さらに上記のようなメリットまで手に入れることができるのです。

では、そんなブログをどうやって始めたらいいのでしょうか。

簡単に説明します。

無料ブログを使う

インターネットでブログを書くというと色々と手続きが面倒くさそうですが簡単にできるブログだって用意されています。

そう「無料ブログ」です。

無料ブログを利用すれば会員登録後すぐ無料でブログを始めることができます。

無料で情報を発信することができるわけです。

無料ブログをいくつか紹介しておきます。

  • Amebaブログ
  • ライブドアブログ
  • FC2ブログ
  • はてなブログ

まだまだあるんですが有名なところです。

もっと知りたい方はググって下さい。

無料なんで色んな制限があるのも事実です。

今回はブログの始め方講座じゃないんで詳しいことはこれまたググって下さい。

多くの情報が転がっています。

制限があるとはいえ無料で手軽に情報発信できるというのは大変魅力的です。

アウトプットの方法として取り入れる価値は大いに「有り」だと思います。

WordPressを使う

無料ブログがあれば「有料ブログ」もあります。

「WordPress:ワードプレス」というオープンソースのブログソフトを使って自分でサイトを作り情報発信していくというスタイルです。

ワードプレスはコンテンツ・マネジメント・システム(CMS)と呼ばれるもので難しいプログラミングの知識がなくても簡単にWebサイトのコンテンツ管理ができる優れモノです。

有料と言いましたがワードプレス自体は無料で利用できます。

じゃーなぜ有料かというとワードプレスで作った自分のサイトをインターネット上に公開するには「ドメインの取得」や「サーバーのレンタル」が必要になってきます。

この部分が有料になってくるわけです。

とは言っても千数百円/月ぐらいです。

ワードプレスは無料ブログと違って自由度も高く自分の好みにカスタマイズが可能です。

ただし、すべて自分で管理していく必要があります。

自分のサイトを運営していくわけですから色んなこと(トラブルも含め)を自分でメンテナンスしていく必要性が出てきます。

でも・・・それすら自分のスキルになっていくわけです。

これって大きいと思いますよ。

自分の手でサイトを作り運営し管理していく。

情報をアウトプットすることと合わせてサイト運営という新しいスキルが身についていきます。

このメリットは大きい!

アウトプットする手段としてブログを選択するなら是非チャレンジして欲しいと私は思います。

私のこのブログ「キャリアの旅人Nhiroblog」もワードプレスで作ってます。

私ができるんです。

皆さんにできないわけがありません。

それなりの苦労があるのは事実ですが、それも楽しみのうちです。

色んなスキルが身につき新たな発見があって楽しいですよ。

ワードプレスの場合、運営していくための情報はネット上に星の数ほどあふれています。

ググればなんとかやっていけるもんです。

是非チャレンジして下さい。

SNSで情報を発信する

4つ目。最後はSNSによる情報発信です。

私が説明するまでもありませんが代表的なSNSをあげておきます。

  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • LINE

こういったSNSはもう私たちの身近なものになり、なくてはならない情報収集のツールであり情報発信のツールになっています。

色んな人が各SNSの特徴を理解して自分に合った方法で思い思いの情報を発信しています。

私の息子もTwitterやInstagramを使って情報を発信しています。

ちなみにテーマは「Coffee:コーヒー」です。

息子はコーヒー豆の選定や焙煎も自分で行い、ミルで豆を挽き、お湯の温度にもこだわり、心を込めてコーヒーを淹れています。

そんな何気ない日常の風景をSNSを使って発信しているんです。

「誰が見るの?」って思うでしょう?

これが見るんですよ~!

「いいね」がいっぱいつく。

それがSNSの世界です。

そういったSNSの拡散性を利用し最近では集客や求人にまで活用されています。

「SNSマーケティング」や「SNSリクルーティング」なんていうのが当たり前になってきています。

一番身近なSNSは「LINE」だと思います。

でもそのLINEすら「LINE@:ラインアット(現在はLINE公式アカウント)」というビジネス向けのアカウントを展開しています(もちろん有料です)。

ビジネスの世界でもSNSが使われる時代になってきているんですね。

SNSをどう使うかはあなた次第です。

そんなディープなSNSの世界をあなたも感じてみませんか?

結構おもしろいですよ!。

もちろんそこでもスキルが磨かれることは言うまでもありません。

アウトプットすることであなたが変わる

アウトプットすることを見てきましたが大切なことは発信(アウトプット)し続けることです。

そのための「コツ」を少しお話しします。

発信を継続するには「どうしても発信したい」って気持ちになることが重要です。

この話題は自分が「発信しなくてはいけない」「発信せずにはおれない」そんな使命感にも似た気持ちになることが必要かと。

こんな気持ちで発信すればPV(ページビュー:閲覧数)が伸びなくても継続できると思うんです。

実際私がそうです。

「PVは気にならない」と言ったら嘘ですけど今は発信したい気持ちが強い。

使命感なんてかっこいいこと言いましたが発信することで世の中が変わるなんて大それたことは思ってません。

発信することで変わるのは…そう私自身なんです。

発信することで自分自身が変わっていく…それは「まだまだ成長している」そんな実感を伴った変化のような気がします。

自己満足でなく本当にそう思います。

そしてなによりも発信するのはやっぱり楽しい。

だから継続できています。

毎日ではありませんが、ほぼ2日に1回の更新を続けられてます。

そうなんです。

継続して発信(アウトプット)することで変化するんです!。

そしてその変化は、しっかりと実感できる変化だと思います。

「アウトプットすることであなたが変わる」。

これがアウトプットの本質です。

最後に

今回は「アウトプット」することについて見てきました。

最初に言いましたが、まだまだインプットの方が多いように感じています。

私だってそうです。もっともっとアウトプットする場が必要だと思っています。

これからますます情報を発信する機会やツールが増えていくと思います。

そういった現実に対応していくためにもアウトプットする場を広げておく重要性を感じています。

一方で情報発信が簡単になった分、私たちの「モラル」も問われています。

ネット上での「誹謗中傷」は後を絶ちません。

インターネットは便利なツールです。

でもそのツールを有効に使い社会に役立つものとしていくのは私たちの「見識」次第なのです。

その「見識」を身につけていくためにもバランスの取れた「インプット」と「アウトプット」を繰り返し成長という変化を実感していきたいと心から思っています。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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