こんにちは。
今回はサラリーマン、会社員などなど・・・一生会社勤めで乗り切ろうと考えてる人向けの記事です。
私はこれまで転職や副業、フリーランスといった働き方について多くの発信をしてきました。
変化の激しい時代となり働き方も多様化している昨今、一生会社員として過ごしていくことは難しくなっているからです
それはそれで間違いない事実です・・・とは言え「一生会社員として過ごしていくにはどうしたらいいのか?」・・・。
一生会社員でいたい・・・サラリーマンがいい・・・安定が欲しい。
そう考えている人も多くいると思います。
今回はそんな人向けの内容です。
まず結論からです。
結論!:一生会社員であるなら主体的に学び続けることが必要。
これが結論です。
理由については記事の中で述べていきます。
ということで、今回は働く人たちの会社員としての生き残り戦略です。
今回の記事で分かること。
- 日本の置かれた現状
- 会社員が求められているもの
- 会社員として生き残る方法
- 学びのサポートの活用
頑張って生き残りましょう。
会社員の置かれた現状
日本の現状
コロナ禍の現在、新型コロナウイルスが今後どうなっていくのか?
そして日本経済は復活しどう変わっていくのか・・・?
こんなことに国民の耳目が集まるのは当然のことです。
でも落ち着いて振り返ってみると・・・実はコロナ禍の前には日本が抱える構造的な問題が数多く噴出してきていたんです。
ピックアップしてみます。
- 人口減少社会
- 少子高齢化
- 機能不全間近の社会保障制度
- 巨額の財政赤字
- 景気後退(景気基準日付より)
- 時代に合わない産業構造
- 低い労働生産性
- 慢性的な人手不足
- 長期的なデフレ(現在はスタグフレーション!?)
- 低経済成長社会
- グローバル化
- 広がる格差
- 衰退する地方(過疎化)
- 頻発する甚大な自然災害
私たちはこういった問題を抱えながら、しかし「できるだけ考えない」ようにして日々をやり過ごしてきた・・・。
それが本当のところだったでしょう。
そしてこのような構造的な問題をコロナ禍がさらに見え難くしています。
絶対避けて通れないはずなのに。
もう時間はあまり残されていない・・・そう私は思います。
なぜか・・・?
だってここにあげた構造的な問題に対して国は何ひとつ有効な手立てを打てていない現状があるからです。
政治家は事実を理解しながらも選挙が怖くて票を失うようなリスクは絶対に取りません。
残念ながら改革を断行する政治的リーダーは日本には今後も現れないでしょう。
国民も本当の痛みを受け入れる準備ができていない。
今私たちに求められているのは「縮んでいくことを前提にした議論」なのです。
にもかかわらず・・・。
未だにこの国では拡大再生産の議論が行われているのです。
大量にモノを作り売って儲けるというビジネスモデル・・・人口が減っているのに。
高度経済成長期の成功体験という呪縛が解けていない。
これじゃーうまくいかないでしょう・・・!
どう考えても!
日本の構造的問題を解決するには時間がかかります。
それこそ早くても十数年スパンの話でしょう。
なのに今でも解決の途にすら着いていないように私には見えます。
そんな状況の中を私たちは生きているのです。
今回は「一生会社員として過ごしていこう」と考えている人向けの記事です。
こんな現状の中でどうしたら一生会社勤めをしていくことができるのかを考えていきます。
明確なことがひとつだけあります。
それは「自律の意識」です。
自分の身は自分で守る。
人頼みにしない、自分でやる・・・ということです。
次項では自分の身は自分で守るために「会社員として求められているもの」を見ていきたいと思います。
会社員として求めらるもの
自分の身は自分で守るために「会社員として求められているもの」は何でしょうか。
ズバリ書きます。
- 不断のスキルアップ
- デジタルスキル
- 柔軟な対応能力
この3つです。
一生会社員として過ごしていこうと思うのならこの3つは欠かせません。
変化の激しい世の中にあって環境の変化に合わせて「複数のスキル」を身につけていくのは当たり前のことです。
ひとつのスキルだけで良かった時代すでに終わっています。
これからはデジタルな環境が嫌でも広がっていくことでしょう。
デジタルな環境から逃れられないのなら「デジタル機器やソフトウェアを使いこなすスキル」は必須になります。
さらに変化の激しい時代にあっては変化する環境への「柔軟な対応能力」も必要です。
その変化はかなりのスピードで対応を迫ることになるでしょう。
そのスピードに対応していく柔軟性や切り替えの早さが求められています。
会社員にはこの3つのことが要求されるのは間違いありません。
もし難しい場合は会社員として淘汰されてしまう可能性が大きい。
すでに定型的な仕事・作業といったものはテクノロジーに代替されているのです(詳しくはコチラ)。
そうなればリストラ要員となってしまう可能性だって大きいのです。
大切なことは「主体的な学びの継続」。
あなたが本当に一生会社員として安定して過ごしたいのなら「主体的な学び」を常に頭に置き学び続けて下さい。
そして学び続けることをベースにキャリアを設計していって下さい。
【お知らせ】
「note」にも記事を書いています。良かったらぜひ!
会社員として生き残る方法
会社員として生き残っていく方法を考えていきます。
これがその方法です。
- スキルアップに投資する
- 本を読む
- アウトプットする
- 転職情報をリニューアルしておく
- 早くから資産形成を始める
詳しく見ていきます。
スキルアップに投資する
外での飲み食い代を減らしてスキルアップに投資して下さい。
タイムリーなことにコロナ禍で外に出る機会が減り「巣ごもり○○」なんてことが言われています。
飲み会はZOOMにしてお金をスキルアップに使っていきましょう。
その他、生活に無駄がないか見直して下さい。
毎日買っているペットボトル飲料だって同じです。
マイボトルにできませんか?
別に「ケチれ」なんて言っているんじゃないんです。
無駄を省きましょうってことです。
掛け算することが大切です。
ペットボトル飲料が150円/1本だとしましょう。
月20日出勤で毎日飲んだとして3000円/月。これが1年では36000円になるんです。
大きくありませんか?
よ~く考えた方がいいと思います。
要は「自分への投資」です。
これから先は自分への投資が今まで以上に重要になってきます。
自分に投資するお金をどうやって捻出するか・・・大切な視点です。
本を読む
本を読みましょう。
これも自分への投資です。
できれば本は買って読んだ方がいいんですが、お金が気になる人は図書館を利用して下さい。
面白くためになる本が揃っています。
本を読むことで色んな人の色んな知見を知ることができます。
著者の成果が1冊の本に詰まっているわけです。
こんなお得なことはないですよね。
激変の時代を生きるヒントが必ず見つかるはずです。
しっかりと時間を確保して読書を習慣づけるようにして下さい。
アウトプットする
インプットしたらアウトプットして記憶に定着させましょう。
それだけではなくアウトプットは色んな効果を生み出します。
これからの時代は個人もアウトプットする時代です。
どんどん広がっていくはずです。
ブログ・YouTube・Facebook・Twitter・Instagram・LINE・TikTok・noteなどなど。
発信するツールはよりどりみどりです。
こんな便利なツールを使わない手はありません。
情報を発信することで会社の外に「仲間」ができます。
仲間が広がれば「コミュニティ」になり「ネットワーク」として広がっていくのです。
一生会社員であっても今いる会社の外に仲間がいることで多様な価値観に触れることができます。
多様な価値観はあなたを刺激し活性化してくれます。
インプットも大切ですがアウトプットはそれ以上に重要だと私は考えます。
これからの時代は特そうなっていくはずです。
アウトプットすることであなた自身が変わっていきます。
ぜひチャレンジを!
転職情報をリニューアルしておく
一生会社員で過ごすこと = 一生同じ会社にいることではありません。
というか今時そんなことはあり得ないでしょう。
これからは複数の会社の複数の職種で働いていくスタイルになっていくはずです。
それでも一生会社員でいることに変わりはありません。
先に書いた通り日本は多くの構造的な問題を抱えています。
その中で終身雇用を維持できる会社なんて極めて少ないといっても良いでしょう。
あのトヨタだって一律的な昇給をやめるっていっています。
そんな雇用環境の中で一生会社員として生き残っていくためには常に転職市場の情報をリニューアルしておく必要があります。
勤めている会社がいつ倒産してしまうかも分からないわけです。
転職情報を常にリニューアルしておく。
会社員として生き残るための重要な視点です。
早くから資産形成を始める
見てきたように、いつ何が起きても不思議ではない時代です。
そうであるならいつ何が起きても大丈夫なように準備をしておくべきでしょう。
特に有事に必要になるのは「やはりお金」です。
若いうちからの資産形成をおすすめします。
安定を求めるのなら尚更です。
最近は貯金だけでなく株式投資や投資信託もメジャーになってきました。
NISA・つみたてNISA・iDeCoは敷居も低く取り組みやすいですね。
別に私は投資をすすめているのではありません。
「若い頃から資産形成の意識を持とう」って言っているだけです。
貯金・・・大いに結構です。
ただ「50代の約3割が老後資産ゼロ」っていう驚きの数字もあるんです(通産省・産業構造審議会資料)。
経済成長が鈍化していて給料が上がらない・・・長期的デフレの影響はやはり大きいですね。
こういった事実があるということを認識しながら早いうちから資産形成を考えていくようにして下さい。
安定した会社員・・・サラリーマン生活のために・・・。
学びのサポートを活用する
一生会社員として生き残っていくためのベースは継続的な学びだと言いました。
でも忙しい会社員にとって学ぶ時間を作り出すのは大変なことです。
「時間は自分で作るもの」です。
私はこれまで効率的に学ぶ方法をブログで紹介してきました。
詳しくはコチラを一読下さい。
今回は「時間とお金」が厳しい会社員に向けて独学をベースにし理解できない部分があれば教えてもらえる便利なサービスを紹介します。
「スキルシェアサービス」って聞いたことありますか?
スキルシェアサービスとは「知識や経験、スキルを売買できるプラットフォーム」のことです。
お手軽価格で分かってる人から教えてもらうことができるんです。おすすめは、次の3つです。
- ココナラ
- ストアカ
- ビザスク
あなたの学びのスタイルに合わせて活用して下さい。
今回の記事のまとめ
今回の記事のまとめです。
- 日本は構造的な問題を多く抱えている
- 日本は縮んでいくことを前提にした議論が必要
- 自律の意識を持つ
- 主体的な学びを継続する
- 会社員として求められているもの
- 不断のスキルアップ
- デジタルスキル
- 柔軟な対応能力
- 会社員として生き残る方法
- スキルアップに投資する
- 本を読む
- アウトプットする
- 転職情報をリニューアルしておく
- 早くから資産形成を始める
- 学びのサポートを活用する
- ココナラ
- ストアカ
- ビザスク
安定を目指し頑張って下さい。
最後に
今回は一生会社員でいることを目指している人向けに記事を書きました。
書いてきたように構造的な問題を多く抱える日本では、今後色んな部分で大きな変化が起きていきます。
もし変化が起きないようなら、おそらく日本は世界から大きく取り残されていくことでしょう。
そこが分かっている人や企業はすでに行動を始めています。
あなたが本当に一生会社員をまっとうしようと思っているのなら、もう一度日本の構造的問題を理解し対応できる体質に自分を強化していくことをおすすめします。
これから先に起こることは今までとは次元が違う大きな変化だと私には思えるからです。
そこを乗り越えるために「主体的な学びの継続」を忘れず環境の適応に向けて変化を遂げるようにしていきたいですね。
頑張りましょう。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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