【なぜ時間がかかるのか】時間の使い方を見直し時間を作る方法6選

意識改革

こんにちはエヌヒロです。

今回は時間を作る方法を考えていきます。

「時は金なり」・・・なんて言いますが時間は貴重な資源です。

時間は誰にでも平等に与えられています。唯一の平等・・・そう言っても過言ではありません。

1日の時間は24時間です・・・この24時間の使い方は人それぞれです。

そう・・・問題は時間の使い方なのです・・・そして時間は作り出すものなのです。

なぜ時間がかかるのか・・・時間の使い方を見直すことで時間を作り出すことは可能だと私は考えています。

今回のテーマは時間の作り方です。

忙しい忙しいといって時間がないあなた。必見ですよ。

この記事が役に立つ人

  • 忙しくて時間が取れない人
  • 時間の作り方が良く分からない人
  • やりたいことがあるけど時間がなくてできない人

こんなあなたのお役に立てる記事になっています

時間の重要性

時間は私たちに与えられた唯一平等なものです。

私たちには1日24時間が平等に与えられています。

言うまでもなく時間は超貴重です。

世の中にはこの24時間を有効に使って仕事をこなしプライベートも充実させている人がいます。

一方で忙しい忙しいと言って残業し休日も働いている人がいるのも事実です。

その差はどこからくるのか。

私たちは仕事に追われ時間の重要性を考えません。

分かってはいるものの中々考えることができていのです。

以前こんな記事がありました。

衝撃的数字

日本人の学習、自己啓発のための時間は1日平均6分
総務省統計局 平成28年社会生活基本調査より

いかがですか。

衝撃的な数字ですよね。

日本人は社会人になると勉強しなくなるんです。

色んな理由があるんでしょう・・・。

忙しくて時間が取れないのか・・・仕事で疲れて何もしたくないのか。

ひとつだけ言えることがあります・・・それは時間がないと勉強なんてできないのです。

でも「時間がない」というのはおかしいですよね。

だって時間は24時間平等に与えられているんですから。

実際、勉強時間の差は年収の差になるという報告もあります。

やってる人はやってるんです。

平等に与えられた24時間使い方を工夫して勉強にあてています。

私はライフキャリアの視点でキャリアを考えていこうとこのブログでお話しています。

ライフキャリアの視点とは

これからの自分の人生を人任せにせず自ら主体的に考え、仕事だけでなく家族や地域社会との関わりの中で生まれる役割、そして人生を充実させる生き甲斐や趣味も含めた経験の積み重ねを「生き方」として捉えようとする視点。

キャリアを仕事だけで考えず家族と過ごすことや趣味を充実させることなどを生き方としてとらえていこうというものです。

そしてそれを自ら主体的に作っていくライフキャリアデザインについてもこれまでお話してきました。

そうです・・・何をするにも時間が必要なんです。

時間がないと勉強もライフキャリアデザインを描くこともできない・・・それほど時間は重要なわけです。

もちろん遊びだってできません・・・時間がないと好きなことはできないんです。

もしかしたら知らず知らずのうちに時間を浪費しているのではないか・・・?。

時間は無形で目には見えません。

でも・・・さっき話した通り時間を工夫し勉強している人はいます。

やってる人はやってます。

なぜできるのか。

それは「時間を作る」ことを意識してるんです・・・そう・・・時間は作り出すものなんです

「時間がない」のではなく「時間を作る」ことができていないだけ・・・。

24時間という平等に与えられた時間を「工夫して、どう使い、どう活かしていくか」を考える。

私たちは今こそ時間を意識し時間と時間を作り出すことの重要性について再認識する必要があるのです。

時間を作り出す

私が社会人としてスタートした会社でのエピソードです。

駆け出しの営業でしたが1人で動けるようになり営業の面白味も分かってきた頃の出来事です。

私は数社との打ち合わせの予定をクライアントと済ませクライアント先へ動こうとした矢先、上司から突然次のような指示を受けました。

上司「〇時に君と一緒に出かけるから用意しといて」

私 「〇時は予定が入ってるんで難しいです」


上司「君は総理大臣なのか?」


私 「・・・???」


上司「君は総理大臣より忙しくないだろう?」


私 「・・・???」


上司「君は総理大臣より忙しくないだろうって聞いてる」


私 「・・・まぁ~」


上司「だったら君の予定なんてどうにでもなるよ・・・何とかしろ!」


私 「・・・(唖然)」


私は上司の真意を考えることもなく若さ故の激しい憤りとやり場のない理不尽さを感じながらも逆らえず〇時打ち合わせ予定のクライアントに時間変更の電話をかけました。

結果はすんなりOK。

私 「・・・(唖然)」

上司「だろう(笑う)」


これは極端な例で最近だとパワハラなんて言われそうなエピソードかもしれません。

私が言いたいのは時間を管理するのも作り出すのも「能力」だと言うことです。

上司にどんな真意があってこんな指示をしたのか・・・今となっては分かりません。

しかしこの出来事があって私の時間に対する考え方が変わったことは事実です。

時間を管理し作り出すのは能力であると認識し、その能力は訓練することで磨かれていくのだとしっかり理解できた瞬間でした。

今私は若い人のキャリア形成を行っています。

その中で会社に自分の時間を奪われ振り回されるのが嫌だから「上を目指さない」「プライベート優先」というような希望を口にする若者が多くなってきています。

それで良いと思う若者はこれでいいんでしょう。

ただこのブログをここまで読み進められたあなたであれば「時間を作る」ということに対して何とかしたいと思っている方々であるはず・・・。

楽な方向を選ぶ若者は、そういった時間を作る訓練をする場を自ら放棄しています。

時間を作り有効に使うことで仕事もプライベートも充実させることは可能です。

そのためには時間は資源であるとの意識を持ち時間を作り出す能力を磨いていくべきなのです。

時間を作る方法6選

時間を作り出すのは簡単ではありません。

あなたの周りの誰かが関係する場合があるからです。

でもできないことはありません・・・というかできます。

普段考えていないから方法が見えにくいだけです。

その方法をここでお伝えしていきます。

方法が分かったら訓練あるのみです。

よく話しますが人間は何かを得れば何かを失います。

時間も同じです。

何かをするための時間を手に入れればあることをする時間は失われるわけです。

この原則を頭に置いて見ていって下さい。

時間を意識する

時間を作り出すにはまず時間に対する現状認識が必要です。

あなたの日常の時間を振り返ってみる必要があります。

そう・・・無駄な時間の振り返りです。

仕事ではどうですか・・・プライベートでは・・・何か無駄な時間がありませんか・・・?。

じっくりと考えてみて下さい。

1日の中に無駄なものがないか。

そして紙に書き出しましょう。

無駄と考えられる代表的なもの。

メール処理、会議、上司の承認待ち、残業、雑談、資料作り、付き合い、TV、インターネット、SNS、ゲーム・・・

仕事と私生活で分けて考えてみて下さい。

こうしてみると1日の中には多くの無駄な時間がありますよね。

時間を作り出すにはまず時間の無駄を把握するところからスタートします。

そうすることで時間に対するアンテナが立ち時間を意識するようになります。

これができれば次のステップです。

無駄な時間を書き出し時間を意識する・・・まずはここから始めましょう。

勘違いしないで欲しいのですが、あえて無駄な時間を作ることには意味があります。

時間を意識しあえて無駄な時間を作って・・・例えば「ぼーっと」するのは意味のあることと思います。

無駄な時間を過ごすことと、あえて無駄な時間を作って過ごすことは全く違うことなのです。

断ることを学ぶ

断ることを学びましょう。

何でもかんでも引き受けていたら時間がいくらあっても足りません。

自分の仕事はあるのに「頼まれた仕事を断れない」「すぐ引き受けてしまう」「誘われたら断れず参加する」なんてことはありませんか。

実は時間を有効に使っている人ほど断るのがうまいんです。

あなたの周りに誰か断り上手な人はいませんか。

いるのであればその人のまねをしてみて下さい。

話を聞いてみるのも良いでしょう。

いないと思われる方は注意して周りを見てみましょう。

案外いるもんです。

やっぱりいないようであれば、あなたが断り上手になるしかありません。「できません」「受けられません」という訓練をしていきましょう。

最初は抵抗感があると思いますが1回やってしまうと敷居がぐっと下がってきます。

コツは断ることで「こう思われるのでは」とか「評価が下がるのでは」とか「付き合いが悪いと思われるのでは」なんて考えないようにすることです。

気持ちは分かります。

でも大切な時間を優先します。

断る技術としては

  • やんわりと断る
    「依頼や誘い受け嬉しいけど今は~」 好意的感情表現 + 断りの表明
  • 代替案を出す
  • 即答を避け折り返し回答する

こういった技術を駆使して下さい。

簡単ではありませんが訓練で身につきます。

時間を作るために「断ることを学ぶ」のは必要不可欠です。

ここを乗り越えるのは楽ではありませんが乗り越えた先の時間を有効に使っている自分を想像してみましょう。

力が湧いてきませんか。

捨てる勇気を持つ

時間はトレードオフがつきまといます。

「あちらを立てればこちらが立たず」の関係です。

何かをするための時間は、あることをする時間の犠牲の上になり立っています。

だから捨てることが大切です。

ちなみにここで捨てると言っているのは余計な人間関係や不要なコミュニティのことです。

ありませんかそんなの・・・かなり時間を取られていますよね。

そんなものはとっとと捨てて身軽になって自分の時間を取り戻しましょう。

ストレスだってなくなりますよ。

難しく考えず「距離を置く」スタンスで取り組んで下さい。

もちろん捨てて良いものと悪いものがあります

だからじっくり時間をかけて考えていって下さい。

さーくだらない関係性を捨てて時間を作っていきましょう。

優先順位をつける

やりたいことには優先順位をつけて下さい。

優先順位をつけることで心に余裕が生まれます。

そうすることで時間ができます。

その時間を有効に使うのです。

簡単ですよね。

うまくいかない方は「重要度」や「緊急度」から見ていって下さい。

そしてそれでも迷ったら「関係性=ひとりで完結できるか否か」を加えて考えてみましょう。

優先順位をつけたら1日でやることも決めてしまいましょう。

そして決めたこと以上はやらない。

そういう意思が必要です。

必要なのは自分なりの視点です。

その視点で優先順位を決めていくのが大切です。

睡眠をとる

寝る間を惜しんで・・・とか・・・睡眠時間を削って・・・なんて・・・よく言いませんか。

確かに睡眠時間を削れば時間は作れるのかもしれません。

しかしそうして作った時間は有効に活用できません。

なぜか・・・?

頭が働かないためパフォーマンスが上がらないんです。

集中力も保てません。

よって処理が遅くなってしまいます。

そう・・・睡眠を削って時間を作っても生産性は高まらないのです。

それどころか悪くなる。

おまけに健康にも悪い。

トータルで考えれば睡眠を削って作った時間は役に立たないんです。

逆説的ですが、睡眠時間を減らさず十分に睡眠をとることこそが結果的に時間を作り出すことにつながるのです。

睡眠を削りバリバリやってるつもりかもしれません・・・でもそれは単なる自己満足に過ぎず自分に酔っているだけです。

いつかは破綻し健康を含めバランスが崩れていくでしょう。

睡眠は十分に取りましょう。

頭をスッキリさせて物事に対応していけば効率も上がり生産性も高まり作業時間は短縮するでしょう。

結果・・・時間が作れるのです。

質の高い睡眠を取り、時間を効率良く本物の活きた時間として使っていくようにしましょう。

睡眠もまた自分への投資なのです。

目的意識を持つ

何事も動機づけは大切です・・・時間を作ることだって一緒です

何かをやるには時間が必要です。

「何をやりたいのか」「なぜ時間が必要なのか」その意味を明確にしましょう。

そして明確になった意味を目的に変えて時間を管理をするのです。

そうすることで時間ができていきます。

なぜか・・・?

時間に対し敏感になるからです。

本質を考えて意味を見出し目的意識を持てば必然的に時間が必要になります。

そうすることで時間は自然にできていくはずです・・・だってあなた自身がそうしたいんですから。

後は時間を使い行動するだけです。

それでも時間が作れないとき

それでも時間を作ることができないときは中長期的な視点で時間を見直してみましょう。

具体的には1か月単位、3か月単位、半年単位、1年単位といった感じです。

どこかで時間を作り出しまとめて時間を使うといった感じです。

長期休暇を作り自分の時間にあてるといった感覚です。

前項までに見てきたように時間は資源であり自分自身にその時間をあてることは自分への投資です。

それが仕事にしろ、家族との時間にしろ、趣味に使う時間にしろ、勉強する時間にしろ・・・自分への投資なのです。

どこかで時間を作っていく必要があります。

短期的に時間が作れないのであれば中長期的な視点も探りながら時間を作っていって下さい。

自分のために時間を使うことは、自分の資源(時間)を守ることでもあるのです。

最後に

今回は時間の作り方について見てきました。

時間を管理しないことは簡単なんですがそれは時間の浪費につながります。

時間を管理し浪費を防ぎながらどう時間を作っていくか。

方法の根本は大変シンプルで「自分の資源(時間)は自分で守る」という意識です。

時間は無形で目に見えません。

だからこそ私たちは時間を意識し有効な時間を自分のために使い人生を豊かにしていきたいものです。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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