第二新卒・フリーター向けおすすめエージェント【まだ遅くない】

転職

こんにちは。

今回は第二新卒・フリーター向けに転職エージェントを紹介していきます。

人材不足といわれる中で、企業から「第二新卒」や「フリーター」たちが注目されています。

私はキャリアコンサルタントとして企業の採用担当者と面談する機会が多くあります。その中で実感として彼・彼女たちに対するニーズの高まりを感じます。

一方で「就職したけれど・・・」「進学はしたけれど・・・」長続きしなかった。そういう若者の相談を多く受けるのも事実です。

今回はそんな「第二新卒やフリーター」といった若者たちと、企業の採用担当者双方の事情を良く知る私がおすすめする「転職エージェント」を紹介していきます。

今回の記事で分かること。

  • 第二新卒・フリーターへの求人需要の高まり
  • 転職エージェント活用の勧め
  • 転職エージェント活用のポイント
  • 第二新卒・フリーター向けおすすめ転職エージェント

上手に使って転職を成功させて下さい。

第二新卒・フリーターに求人需要が高まっている

人材不足の現状

私はキャリアコンサルタントとして若者たちの就職やキャリア形成の支援をしています。

毎日のように就職の相談や応募書類の書き方支援、そして面接突破に向けてのアドバイスなどを彼・彼女たちに行っています。

それと同時に各企業の採用担当者たちと情報交換を行っています。そこで語られるのは「とにかく人材が足りない」ということです。

その訴えは切実です。印象的だったのは「このまま人が集まらなければ3年以内に事業所閉鎖もやむを得ない」・・・なんてのもありました。

ちなみにこの訴えをされた企業、中小企業なんですが大変な強みを持つ商品があり日本で大きなマーケットシェアを持っている企業なんです。にもかかわらず・・・この状況なんです。

社員の高齢化そして若手の人材不足。事業承継ができない。こんな訴えを本当に良く聞きます。特に中小企業の人材不足は深刻です。

少子化です。若者が減ってます。2019年に国内で生まれた日本人の子供の数が1899年の統計開始以来初めて90万人を割り込んでしまいました。

その数86万4千人。

一方で死亡者数は戦後最大の137万6千人に上ります。死亡者数から出生数を差し引いた人口の「自然減」は51万2千人となり、こっちも初めて50万人突破となりました。

自然減は2007年から13年連続で毎年マイナス幅が大きくなっています。もう本格的な人口減少社会に突入している状態です。

昨年生まれた86万4千人の子供たち。この子供たちは18年後または22年後に社会に出ます。求人市場の主役になります(ちなみに2019年の18歳人口は117万5千人)

18年後や22年後なんて「あっ」という間です。今ですら新卒(大卒・高卒とも)が集まらないと言ってるのに今後はどうなってしまうのか?。

事態は超深刻・・・そんな将来への不安もある中でやはり考えるのは目の前のこと。今の人材不足をどうやって解消していくのか?。

そこで注目されているのが「第二新卒・フリーター」の彼・彼女たちなんです。

企業の採用担当者から出てくる言葉はこういったものです。

  • 新卒も集まらないが中途採用も集まらない
  • 中途採用は応募があっても年齢が高い
  • 新卒でなくても次を任せる若手が欲しい
  • 派遣社員も集まらないし質の問題を感じる
  • 外国人は3年~5年で国へ帰ってしまう

そこで彼らは口を揃えてこう言います。「早期に企業を辞めた若者を紹介して下さい」「大学や専門学校を辞めた若者を知りませんか?」「いつでもウェルカムです」などなど。

実際私のところには企業の早期退職者・・・いわゆる第二新卒や、大学や専門学校を中退したフリータの若者たちが就職の相談に数多くやってきます。

先日も新たな早期退職者から相談に来たいという連絡がありました。残念ながら年々このような事例が増えてきているのが実情です。

こういった若者たちの状況もあり「第二新卒・フリーター」という人材が企業に注目されるという現実が生まれてきています。

ある意味「第二新卒・フリーター」といった方々には「転職」や「正社員」への道が広がってきていると感じています。

これは私がキャリアコンサルタントとして若者や企業と直に接し肌感覚として感じているものです。第二新卒・フリーター」の方々にはチャンスが到来しています。

第二新卒・フリーターの実状

次は企業の早期退職者やフリータの相談に乗ってて私が感じることです。

こんなことを良く感じます。

  • 自分のことを分かっていない
  • 企業のことを深く調べていない
  • 将来へのビジョンが不明確
  • 主体性が欠如している
  • 意思決定できない

細かく言えばもっとあるんですが、どの早期退職者やフリータたちに共通するものとして大きなことはこんなところです。

大卒や高卒の就職3年後の離職率(3割~4割)を見ると、多くの若者が何らかの問題を抱えたまま就職し「リアリティショック」のため離職してしまう。進学も形は違えど心理的には似たようなものでしょう。

こんな状況で就職や進学をすれば「結果は見えている」なんて考えてしまいます。でも現実なんです。そういった現状に寄り添いながら私は彼・彼女たちを支援しています。

相談に来る者・来ない者がいます。おそらく相談に来ない者の方が多いはず。来たくないのか来れないのか・・・。

どうにかしなければならない問題ですが、そんな彼・彼女たちの強い味方になってくれるのが「転職エージェント」です。

転職や就職を目指す「第二新卒・フリーター」の方々で周りに相談できる人がいない場合は転職エージェントの活用をお勧めします。

そうすることでスムーズな就職・転職活動ができるはずです。その活用ポイントは次項で説明していきます。

転職エージェント活用のススメ

転職エージェントの活用ポイントを説明していきます。メリットを把握すればポイントも明確になると思います。もちろんメリットがあればデメリットだってあります。

転職エージェントの活用メリット

転職エージェントを活用するメリットです。

  • 転職ノウハウが豊富な専門アドバイザーが支援を担当
  • 第二新卒・フリーター歓迎の未公開求人案件を多く保有
  • 書類審査なし・未経験OKの正社員求人を紹介
  • 応募書類作成や面接対応のアドバイスも実施
  • 面接日・入社日・年収といった企業との交渉も代行
  • 求人票だけでは分からない企業の雰囲気も聞ける
  • 利用に関する費用は無料

このメリットを十分に把握して積極的に活用することがポイントです。「積極的」というのが大切です。大きなチャンスです、積極的に活用しましょう。

ちなみに費用が無料なのは転職が決まった場合に、その成功報酬として企業がエージェントに手数料を支払うからです。エージェントはあなたの転職が決まった場合にのみ企業から手数料を受け取るわけです。

安心して活用して下さい。

転職エージェントの活用デメリット

デメリットも説明しておきます。

  • エージェントやアドバイザーとの相性がある
  • 利用者個人の能力によっては対応に差が出る
  • 状況によって案件を紹介してもらえないこともある
  • エージェントはあくまでもビジネスである

デメリットというか、当然と言えば当然のことばかりです。

相性の問題は出てくる可能性があります。

また転職エージェントはビジネスです。そこには市場原理が働きます。市場価値の高い人材を企業に紹介し高い手数料を獲得するといった現実があるのはしかたがないことです。

あなたにどれくらいの市場価値があるのかがシビアに問われます。それがデメリットで記した「利用者個人の能力」「状況によって」といった部分です。

こういった理由により複数のエージェントに登録することをお勧めします。

転職エージェント利用の流れ

転職エージェントを利用する流れを説明しておきます。

  1. 転職エージェントに登録(複数に登録がベター)
  2. アドバイザーと面談
  3. 応募書類添削
  4. 求人案件の紹介
  5. 応募
  6. 面接指導
  7. 内定~入社

大まかなところこんな流れです。

まずはエージェントに登録。アドバイザーとの面談がスタートラインです。

最後に

記事の中でもお話ししましたが、人材不足は深刻さを増すばかりです。どの企業もこれといった特効薬がないまま暗中模索を続けているといった感じです。

採用の現場で日々担当者と話をしながら感じた「私の実感」を今回お話ししてみました。

そこには就職したい第二新卒やフリーターの彼・彼女たちと、人材不足に悩む企業とが中々巡り合えないというジレンマが存在しています。

そんなジレンマを解消してくれるのが今回紹介した転職エージェントではないかと思います。

転職や就職を考える第二新卒やフリータの方々はもちろん、企業もエージェントを有効に活用することで人材不足解消に向けた方策が開けてくるのではないかと感じています。

ただし人材不足という大きな問題はすぐには解決しません。今後も採用に関するタイムリーな情報を逐一お届けしていきたいと思っています。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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