こんにちはエヌヒロです。今回は自分に合った求人情報をゲットする方法をお伝えしていきます。
前回は転職する前に考えておきたいポイントをお伝えしました。じっくり検討し転職を決意したら求人を探さないといけません。
今回は求人情報を集める方法を一歩踏み込んで深掘りしていきたいと思います。
今回はこんな人のお役に立ちます。
- 転職するための求人情報を探している人
- 思ったように求人情報が集まらない人
- 求人情報の集め方が分からない人
- 転職を決めた人
- 転職したいと考えている人
こんな人にはぜひ読んでみて下さい。
求人情報の入手方法
それでは早速求人情報を集める方法を見ていきたいと思います。昔と違いその方法はやはりネットが主流になっています。
ちなみに4回の転職経験がある私は「紙」ベースの情報が主流でしたが3回目の転職からはネット利用となっています。
方法としては何通りもありますのであなたの目的に合った方法を選んでみて下さい。
求人サイト
現在の主流ではないでしょうか。総合的な求人情報サイトをから業種や職種などある部分に対象を絞った特化型の求人サイトも多くあります。
自分の条件や好みに合った求人を絞り込んで検索できるのはもちろん、希望条件を登録すると条件に合った求人が掲載された場合はメールで通知を受け取れるサービスも提供しています。
また職務経歴書を登録しておくと転職エージェントや企業から求人案件が直接届く「スカウト機能」を備えたものもあります。
スカウトサービスに登録しとくとダイレクトなアプローチが期待できることに加え自分の市場価値や自分に合う企業が分かるというメリットもあります。
また公開されていないクローズドな求人案件や想定外の企業からオファーが届くなんてこともありうるのです。
SNS求人
スマホの普及でネット環境の利用はPCからスマホに移ってきた感があります。それに伴い情報伝達の手段もメールなどからSNSへと移ってきています。
SNS求人とはソーシャルリクルーティングのことで、FacebookやTwitterやInstagramといったまさにSNSを活用した求人活動のことを言います。
企業にとって採用コストは莫大です。昨今の売り手市場による人手不足や内定辞退をなんとかしようと必死になっています。そこで活用され始めたのがSNSだったわけです。
SNSを利用することで自社に合った人材に向けてダイレクトに自社情報を発信できるようになりました。それは裏を返せば求職者でる私たちにも多くのメリットをもたらしています。
SNS求人のメリットをまず見ていきましょう。
- 求職者と企業側の相互理解が深まる
求職者と企業がSNS上でつながっているわけです。双方が投稿内容を通じて理解を深めることができます。試験や面接といった従来の採用プロセスでは分からなかった求職者サイドと企業サイドの深い部分を把握をすることが可能になります。 - ミスマッチ防止が期待できる
企業側の現時点の生情報を入手できます。求人票には載らない日常の会社の風景やイベント、あるいは細かい社員情報などもSNSでは発信されています。こういった内容を見ることで自分に合った企業を見つけやすくなるのです。 - 自分に合った企業からダイレクトに情報を入手できる
企業サイドはより効率的な求人活動の一環としてSNSを利用しています。よって自社をブランディングしペルソナを決めてフォロワーを集めるわけです。求職者は自分に合った企業だけをフォローし情報収集できる大きなメリットがあります。 - 求職者も企業も基本的に無料で利用できる
SNSでの求人です。費用は双方とも基本的に無料です。
こんなところが代表的なメリットですがデメリットも見ていきます。
- ハッキリ言って求職者サイドにさしたるデメリットは思い当たりません。
あえて言えばこっちの情報や志向性が投稿内容で筒抜けになります。日頃の投稿には気をつけましょう・・・といったところでしょうか。
SNS求人はこれからますます活発になっていくと思われます。企業側のメリットを良く把握し私たちのメリットとして情報収集に利用していきたいものです。
転職エージェント(人材紹介会社)
転職エージェントに登録することによりアドバイザーが付きあなたの希望のキャリアに合った仕事を紹介してくれるというサービスです。
求職者の就職が決まってから成功報酬として就職先の企業から料金を受け取るというシステムにのためこちらサイドには一切費用は発生しません。
アドバイザーは「プロ」としてあなたの相談に乗り色んなアドバイスもしてくれます。
求人サイトと同様に業種や職種を総合的に扱うエージェントと専門分野だけを扱う特化型のエージェントがあります。あなたの目的に合わせて利用して下さい。
ただし注意点をひとつ。
登録してもあなたに対し転職エージェントが興味を示さない場合があります。要は声が掛からないってことです。
それって転職市場での価値という部分で考えると、あなたに魅力がないということかもしれません。
彼らも商売で動いています。こっちから見れば費用もかからず良いことだらけのように思われがちですが、そこには残酷なまでの市場原理が働いているのも事実なのです。
実は私にもその経験があるんです・・・(爆)
でもそれを知ることができるだけでもメリットとしてとらえて良いと思います。多少の落ち込みはあるかもしれませんが方法は山ほどあります。
大丈夫です・・・笑って受け流し次の方法をあたりましょう。
就職フェア(合同企業説明会)
世の中人手不足ということもあり対象年齢を問わず広く開催されています。これを利用しない手はありません。
フェアや説明会の規模にもよりますが一度に多くの企業がブースを構えるのが基本的なあり方です。情報を集めるのにはうってつけです。
企業情報だけでなく人事担当者と会うことができ会社の雰囲気や状況を直接聞けるのは大きなメリットです。これがきっかけで意気投合なんてことも大いに有りです。
また履歴書や職務経歴書上でアピールするものがあまり無い人にとっては自分をアピールする大チャンスでもあります。
大いに活用に求人情報の収集と共にアピールの場として活かしていきたいものです。
ハローワーク
定番中の定番です。求職者として登録しても良し登録なしでも求人情報をゲットできます。
転職の求人情報の入手先として最近は何かと忘れ去られがちなハローワークですが、地元に根差した求人情報を得るにはまだまだ利用価値が大です。
足を運ぶのがめんどくさい場合はハローワークインターネットサービスも利用できます。利用は無料。大いに活用しましょう(求職者登録しないと一部情報は見れません)。
コネクションや人脈
コネクションや人脈を持っている人だったら、ここからの求人情報は大いに期待できます。そして利用価値も高く成功率も高いと思われます。
最近はリファラル採用と言って自社の社員に「紹介・推薦」してもらう採用方法も一般的になりつつあります。これだってコネクションや人脈を利用した採用の派生形ですよね。というか同じものです。
こういったコネクションや人脈がある人は自分で動くことと合わせて、このルートでも求人情報を集めていかれることをお勧めします。
企業情報をチェックする
さー求人情報は集まりました。ここから企業自体の情報を深掘りする必要があります。
求人情報を集める際にも多くの企業情報は集まりますが、そこから先のを深掘りしていくための方法を見ていきます。
企業の口コミサイト
最近は多くの口コミサイトがネット上にあります。企業の現役社員や元社員が会社の内幕について書き込んでいるものです。
口コミの中身を見るとポジティブな意見もありますが、どちらかというとネガティブ意見がどうしても多いような気がしています。
また信憑性についても何とも言えず書き込みをした人の主観によって書かれている可能性が大いにあります。よって信じるか信じないかはあなた次第です。
ただそこを頭に置き「利用する」というスタンスで口コミサイトを見る分は構わないと思います。利用できるものは利用した方がいいのです。
新聞の過去記事
新聞やマスコミといった大手マスメディは企業情報をチャックする上で大いに活用できます。また最近は新聞の過去情報もネットで検索しやすくなっています。
転職を考え対象の企業や業界を調べようと思ったとき過去の記事が役に立つことって結構多いものです。
そんな時はネット上で新聞の過去記事にあたってみて下さい。
四季報
会社四季報には上場する会社の業績や財務内容、就職四季報には平均年収や残業時間、離職率や有休消化に関する情報といったものが掲載されています。
転職を考える際にその対象が上場企業ということであれば必ずチェックしておきたい情報源です。
また四季報には中堅企業版も用意されています。これは活用度かなり高いです。チェックして損はありません。
会社のホームページ
王道です。これ抜きには語れません。チェックする第一番目です。
じゃーなぜこの項の一番目に書かなかったか。それは企業サイドの一方的な情報にすぎないからです。
情報は色んな情報を集め何かに活かしてこそ価値を持ちます。会社のHP情報はあくまでもそのうちのひとつにしかすぎません。
多くの情報を多方面から集め自分の頭で整理して次のアクションに活かしていきましょう。HPの情報はその基本中の基本ということです。
SNSやブログ情報
SNSやブログで自身のことを発信する人が増えています。というか誰でも発信する機会を簡単に持つことができる世の中になりました。
そういった中には企業情報について生の声を発信している人多くいます。
これを活用しない手はありません。SNS求人と同様にソーシャルネットワークやブログを企業情報の入手先として位置付けて有効活用していきましょう。
情報は活用してこそ意味がある
求人情報や企業情報を集めることができました。今度はその情報を活かしていく必要があります。
情報は活用してこそ意味がある。これが真理です。
この場合の活用とは、もちろん転職への活用ということです。具体的には転職企業の決定(意思決定)そして行動(転職活動)ということです。
ここでは情報の活用プロセスを見ていきます。
- 集めた情報を取捨選択し整理する
- 残った情報を自分の特性や方向性とすり合わせる
- すり合わせた情報をもとに行動に移す
文字にしてしまえば簡単なんですが、いざやるとなるとこれができないんです。
ここでは自己分析は終わっているものとしてお話しますが、情報を取捨選択し自分の特性や志向性とすり合わせることが難しいんです。
要は自己分析で分かったあなたの「強み」や「弱み」と、求人情報や企業情報から見えてきた企業の「特性」や「要求」を照らし合わせていく作業を行うということです。
ここができていればその後の行動(意思決定~転職活動)をスムーズ進めることができるはずです。また企業に対し臆することなく渡り合えるはずなのです。
だってあなたはその企業のことを良~く分かっているのですから。
急ぐ必要はありません。ゆっくりとじっくりと時間をかけて取り組んでいって下さい。
まとめ
今回は求人情報の集め方を見てきました。
前回の記事で私は転職は当たり前になってきたという話をしました。
国の政策としても副業解禁や同一労働同一賃金に代表されるように雇用の流動性を高める方向へシフトしているように思われます。
まだまだ我が国では中小企業が圧倒的に多く労働者の意識としても雇用の流動性は高まらないのが実情ですが、その芽吹きが出てきたのは事実です。
勘違いして欲しくないのですが、私は雇用の流動性が正しいと言っているのではありません。国や企業の考え方としてその方向へシフトしていると言ってるだけです。
その中で私たちが主体的に能動的に自分らしく働いていくためにはどうしたら良いかということを考えていきたいと思っているのです。
国や企業に振り回されることなく自分の意思をしっかりと持って多くの方と自分らしく働き生きていきたい・・・そう願うばかりです。
そのためには生き方だけでなく「仕事」や「働き方」が大変重要です。今後もこのブログを通してブログを読んで頂ける方々と一緒に考えていきたいと思っています。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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