【エンジニア・技術者向け】将来を見据えたキャリア設計:年収アップも考えます

転職

こんにちは。

今回はエンジニア・技術者のキャリア設計(プラン)について考えていきます。

私は製造業で長く営業そしてキャリア形成支援をしていました・・・その中で様々なエンジニアに出会いました。

そんな私が、エンジニアのあなたが将来を見据えたキャリア設計をどう考えていけばいいのか…?をお伝えしようと思います。

もう少しキャリアアップしたい…もっと年収を上げたい…そう思っているエンジニアや技術者の方々は多いでしょう。

最近はキャリアアップに対する情報も豊富です。より良い条件…より良い環境…キャリアアップしていくにはどうしたらいいのか…?キャリア設計をどう考える…?

じっくりお伝えします。

エンジニアのキャリアプラン

エンジニアの実情

まずエンジニアの実情を見ていきましょう。

私たちはエンジニアと良く言いますが、エンジニアっていったいどんな人達なんでしょう?

エンジニア
エンジニアリング(工学)関する専門的な知識やスキルを持った人材。技術者。

こういった人達・人材を一般的に「エンジニア・技術者」と呼んでいます。

ではエンジニアの実状とはいったいどんなものなのか?

ITエンジニアを対象にしたパーソル総合研究所の調査を読むと以下のような特徴が見られます。

  • 他職種と比べて管理職への昇格を拒まないが積極的に望まない
  • 管理職に就きたくない理由として以下のようなものがある
    • 現場の仕事がやりたい
    • 専門性を磨きたい
    • 実務スキルが落ちてしまうのが心配
  • 月の平均残業時間は18.2時間
  • 資格取得の学習、通信教育、SNS等での学びの実施率が高い
  • コロナ禍での在宅勤務への移行率が高い
  • 希望年収と現状のGAPは150.1万円と他職種より多くGAPを感じている

転職に関する意識については以下のような感じです。

  • 年収GAPが高まると他社に転職する意向を高める影響が見られる
  • 他社に転職したいと思う
    • そう思う 22.4%
    • どちらとも言えない 46.2%
    • そう思わない 31.4%
  • 転職に関する捉え方
    • ずっと同じ会社で勤めたい 35.6%
    • いろいろな会社で勤めたい 23.5%
    • どちらとも言えない 40.9%
  • 年収が上がるほど転職意向が低下する

エンジニアの方々どうでしょう…思い当たる部分も多いのでは?

詳しい内容を見たい方はパーソル総合研究所のHPをあたってみて下さい。

この調査結果を全てのエンジニアに当てはめるのは乱暴かもしれません。

でもエンジニアを現場で多く見てきた私からすると「当たらずとも遠からず」といった感じだと思います。

やはりエンジニア・技術者は現場が大好き!

現場でモノを作ったり、いじったり、組立てたり。

新しい技術を習得したり、開発したり。

そんな人達が多いのはエンジニアの大きな特徴だと思います。

エンジニアは論理的!だからプロセスを大切にする。ちょっと理屈ぽかったりもする。

日本の製造業やITの現場を支えてきたエンジニアは、そんな人達の集まりのように感じています。

キャリアプランニング

ICTやIoT、AIやビッグデータ、5Gやクラウド、自動運転やロボティクス。

それを支える素材や半導体、製造装置といった業界。

最近流行りのDX。

こういったエンジニアが活躍できるフィールドで多くの高度先端エンジニアが求められています。

意識の高いエンジニアが将来を見据えたキャリアアップを成功させるのはどうしたらいいのか?

何が大切なのか?

それはやはり「中長期的キャリアプランの設計」に他なりません。

では中長期的なキャリアプランをどう描いていくのか?

まずはキャリアプランの定義です。

キャリアプラン
将来の目的地【キャリアビジョン】を明確にし、目的地【キャリアビジョン】に向かって設計された(プランニングされた)具体的行動計画。今後の自分のキャリアを見える化すること。

キャリアプランを図式化するとこんな感じになります。

簡単に説明します。

現在地が今のあなたです。

  1. 将来の目的地「キャリアビジョン」を明確に設定
  2. その目的地に辿り着くための具体的なキャリアの積み上げを計画
  3. それに沿って行動

こんな感じです。

このキャリアプランを「中長期的な観点」から考えていくわけです。

それには重要なポイントがあります。

中長期的キャリアプランニングの重要ポイント = 将来からの逆算

中長期的キャリアプランニングで大切なことは「将来からの逆算」なんです。

ゴールから考えるということです。

これを図式化するとこうなります。

「数年後のあなた【将来】」を実現するために「何をやっていくのか?」

それを「数年後のあなた【将来】」から「逆算」し「中期的」「長期的」な視点で具体的行動計画を立てるということです。

これが中長期的なキャリアプランニングのキモになります。

言い方を変えると「将来に向かって具体的に何をしていくのか?」ということですね。

ここで言うキャリアは別に1社でのキャリアではありません。

複数の会社でキャリアを積み自分のスキルを高めていく=キャリアアップしていく。

そういった意味でキャリアプランを説明する図には「複数のキャリアの積上げ」と記しています。

そう・・・キャリアアップしていくには複数の会社で自分のスキル=市場価値を磨いていくのが大変有効な手段なのです。

これが結局、年収アップにもつながっていく。

自分の能力を必要とする会社を見つけてキャリアアップと年収アップを勝ち取っていく。

どうやってそれを実現するのか?次項で見ていきます。

転職エージェントの活用

キャリアアップと年収アップを成功させるには?

必要なのは自分に寄り添ってくれる「メンター」や業界の「情報」でしょう。

どうやって手に入れるのか?

ズバリ転職エージェントを活用するのが手っ取り早い。

そう、転職エージェントを活用し転職でキャリアアップと年収アップを勝ち取っていくのです。

この部分、ハッキリ言ってハローワークでは難しい。

相談員は頑張ってるかもしれないけど業界に関する知識不足は否めないでしょう。

業界や求人情報も残念ながら範囲が狭い。

頼れるメンターの存在、効率のいい情報収集。

これができるのは「転職エージェント」ということになります。

最近は「リファラル採用」やSNSを活用した「ソーシャルリクルーティング」も活発です。

それぞれのメリット・デメリットを考えつつ併用していくのも「あり」だと思います。

でも入り口はやはり「転職エージェント」

転職エージェントに登録し、ここを転職活動のベースにする。

しかも費用は無料なんですから!

そしてリファラル採用やソーシャルリクルーティングを併用していく。

こういった転職活動がエンジニアにとってベターな方法だと私は思います。

今回はエンジニア、特に「ITエンジニア」と「ものづくりエンジニア」に絞ってお話ししていきます。

「ITエンジニア」と「ものづくりエンジニア」が転職を成功させるためのエージェントを紹介していきます。

ITエンジニア

ITエンジニアとは

ITエンジニアとはどんなエンジニアなんでしょうか?

IT=Information Technology:情報技術に関わるエンジニアのことです。

具体的には

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • サーバーエンジニア
  • ネットワークエンジニア
  • Webエンジニア
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • セールスエンジニア
  • 制御・組み込みエンジニア

代表的なITエンジニアを列記してみました

その他、マークアップエンジニアやフロントエンドエンジニア、サポートエンジニア、プロジェクトマネージャー等々・・・。

細かく列記すればまだまだあるかも。

こういったITエンジニアにおすすめする転職エージェントを紹介します。

おすすめエージェント

ITエンジニアにおすすめする転職エージェントはズバリ「レバテックキャリア」です。

レバテックキャリアの特徴を説明していきます。

レバテックキャリアはIT / Web系のエンジニアやデザイナー・クリエイターに特化した転職エージェントです。

レバテックキャリアの強みはこれです。

  • 業界トップクラスの求人数
    IT / Web業界に特化しているので7000件を超える求人登録数を誇ります。レバテックキャリアだけの非公開求人数も多数保有。
  • 話が通じるキャリアアドバイザー
    専門用語はもちろん最新技術の話が通じます。パーソナリティや志向性に合った求人を提案し年収290万アップの実績もあり。
  • 企業別対策で内定率が格段に上がる
    各企業の「方針・社風・採用ポイント」にどこよりも詳しいので転職の成果に差がつきます。

転職希望者と企業との間には「キャリアアドバイザー」が入り転職をお手伝い。

キャリアアドバイザーはIT / Web業界に精通し、求人紹介から入社までサポートしながら転職希望者のキャリアアップを実現していきます。

さらにこんな強みも持っています。

  • 保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上の求人
    5000件以上が600万円以上のハイクラス求人
  • 紹介企業は大手IT企業からWeb系、スタートアップ企業まで網羅
    SIer、ソフトウェア、インターネットサービス、ITコンサル等を幅広く紹介
  • ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
    年間3000回以上の企業ヒアリングにより最新の企業情報を常時把握
  • サービス利用者数20万人突破
    年収アップ率77%

レバテックキャリアが目指しているのはエンジニアを長期的に支えていくこと。

エンジニア特化型の転職エージェントとしてだけでなく、長期的なパートナーとしてエンジニアを支えてくれるエージェントなのです。

転職までの流れは以下の通り。

  1. Webサイトから無料申し込み
  2. カウンセリング(オンライン可)
  3. 求人紹介
  4. 求人応募・面接
  5. 内定・入社

尚、転職相談のみの登録も歓迎してくれますよ。

登録から企業の紹介・・・そして入社まで、レバテックキャリアのサービスは全て無料で利用が可能です。

まずはWebサイトの無料申込みからスタートして下さい。

ものづくりエンジニア

ものづくりエンジニアとは

ものづくりエンジニアとは・・・製造業に携わるエンジニア・技術者と考えて下さい。

具体的には

  • 研究・開発
  • 設計
  • 分析・評価・テスト
  • 生産技術
  • 生産管理
  • 品質管理
  • セールスエンジニア

こんなところでしょうか。

一口に「ものづくり」といっても範囲は広い。

実際に作るモノによってはエンジニアの呼び方も違ってくるかもしれません。

また直接的に製造や生産、そして設備保全に関わる人達もエンジニアと呼んでいいのでは・・・と私的には思います。

また、ものづくりエンジニア・・・特にベテランもの作り系エンジニアは「職人」と呼ばれてしまいがちです。

我が国では「職人」へのリスペクトが高いことの裏返しか・・・?

「エンジニア=技術者」へも大きなリスペクトを・・・私の切なる願いです。

日本の産業界はまだまだ製造業のウエイトが大きい。

未だに垂直統合型が多く問題点があるのも事実でしょう。

しかし技術水準は今なお世界的に高いものがあります。

半導体産業をとってみても、デバイス製造では負けちゃいましたが「素材」「製造装置」ではまだまだ世界最強。

高度なエンジニアが求められている事実は変わりません。

そんな、ものづくりエンジニアにおすすめの転職エージェントを見ていたいと思います。

おすすめエージェント

ものづくりエンジニアにおすすめのエージェントは「メイテックネクスト」です。

メイテックネクストは製造系エンジニア転職No1の実績を誇ります。

技術者の失敗しない転職をサポート。

そんな「メイテックネクスト」が選ばれる3つの理由がこれです。

  • 企業ごとの内情を踏まえたアドバイス
    取引実績多数、企業の内々の最新情報や求人意向を常にヒアリングしているからこそ分かる「内情」を踏まえてアドバイス、選考を通過しやすい。
  • 土・日・祝日でも対応が可能
    現職が忙しくても大丈夫、時間が取り辛い方には土・日・祝日でも対応が可能。求人タイミングを逃しません。平日20時以降の電話でのやり取りも可能。
  • 業界専門のコンサルタントが「本物の転職」を提案
    転職支援コンサルタントは、半数以上がメーカー技術系分野出身。エンジニア転職のプロがキャリアを深く分析し柔軟にマッチング。あなたの気づかない「本当の適職」を提案してくれます。

日本を代表する大手企業はもちろん、規模は小さいけれども業績と技術に優れた企業までをカバー。

豊富な求人を紹介してくれますよ。

そしてメイテックネクストにしか募集が出ていない「独占求人」も多数保有しています。

その他、メイテックネクストにはこんな特徴もあります。

  • 全求人の約80%はサイトに掲載されていない「非公開求人」
  • メイテックネクストにしか募集が出ない「独占求人」も多数保有
  • 年間8,000人の技術者が利用するという信頼と実績
  • 面接のセッティングや面倒な条件交渉も代行

製造業の特定派遣に40年の実績を持つ「メイテックグループ」だからこそできる内容。

ものづくりエンジニアが転職を考えたらメイテックネクストに相談してみましょう。

まずはメイテックネクストのホームページにある登録フォームに記入し登録を完了させて下さい。

最後に

今回はエンジニアのキャリアアップに向けたキャリア設計を見てきました。

技術は日進月歩です。

製造業の分野はもちろんデジタル分野の覇権争いは世界中を巻き込んだ大競争時代を迎えています。

デジタルの分野では出遅れ感が強い我が国。

でもそんなことは言ってられない・・・何とかするしかありません。

そして何とかしてくれるのが日本の優秀なエンジニアの方々だと私は思っています。

見る影もなくなった「日の丸半導体」。

その凋落の陰にはエンジニアを冷遇した事実がしっかりとある・・・そう思います。

技術大国日本の真の復活はエンジニアが安心して働ける環境作りなくしてあり得ない・・・。

当然、優秀なエンジニアはそんな働く場所を求めて移動していくでしょう。

そんな時に今回の記事がお役に立てれば幸いです。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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