こんにちは。
コロナ禍が続いています。
ワクチンが国民すべてに行き渡るにはもう少し時間がかかりそうですね。
感染者数の減少も鈍化しており今後の動向が懸念されます。
コロナ禍で私たちの生活様式はガラリと変わってしまいました。
最も大きかったのは「働き方」の変化ではなかったでしょうか。
在宅勤務やテレワークが当たり前になり仕事のやり方そのものが大きく変わってきています。
そしておそらくそれは「新たな常態 = ニューノーマル」となるはずです。
今回はコロナ禍で見えてきた「新たなキャリアの形」を考えていきたいと思います。
今回に記事はこんな人のお役に立ちます。
- コロナ禍での働き方を検討している人
- 今の働き方に疑問を感じている人
- 新しいキャリアの形を考えている人
- 今後の仕事を模索中の人
こんな人は読んでみて下さい。
コロナ禍が仕事観を変えた
私たちは新型コロナウイルによって「変化すること」を余儀なくされました。
そしてそれは現在進行形で続いています。
コロナ禍という変化の波は、ライフスタイルはもちろんのこと働き方まで急激に変化することを求めました。
あまりに急激だったため当初は戸惑いもありました。
でも次第に慣れてきて変化した環境を受け入れることができるようになってきたと私は思っています。
おそらくコロナ以前には、もう戻れないのではないかと思います。
個人的には戻る必要もない・・・そう思っています。
このブログで再三言っていることですが、これは大きな「パラダイムシフト」だと受けとめるべきです。
一番変わったこと、やはりそれは「働き方」でしょう。
- 在宅勤務やテレワークの広がり
- Web会議ツールの普及
- ICTやクラウド活用の普及
- 業務の効率化の進展
テクノロジーを活用した働き方の変化が、コロナ禍で急速に広がりを見せています。
こういったテクノロジーはコロナ以前からあったにもかかわらず日本ではあまり浸透していませんでした。
それが新型コロナウイルという未知の敵によって一瞬のうちに変わってしまった。
それはまさに「激変」と言えるものだったと思います。
そうです私たちはこれまでの「仕事観」を変える必要に迫られているのです。
変化の波は、好むと好まざるに関わらず私たちを飲み込んでいくことでしょう。
そしてその波は広がり続け、新しい常態「ニューノーマル」な世界を作りあげています。
ニューノーマル時代の新たな仕事観・・・そうです、私たちは「新たなキャリアの形」を作る必要があるのです。
変化に流されることなく、その変化を受け入れ主体的・能動的に変わっていく。
そして変化した仕事観の中で「新たなキャリアの形」を作っていく必要があるのです。
では「新たなキャリアの形」を作っていくにはどういった視点を持てばいいのでしょうか?
次項で考えていきます。
3つの視点
自分にとって「新たなキャリアの形」を作っていくために必要な視点を考えていきたいと思います。
必要になってくる視点はこの3つです。
- 未来予測
- 市場価値
- 情報収集
この3つの視点をキーワードにして「新たなキャリアの形」を考えていく必要があります。
未来予測
未来を予測することは簡単ではありません。
私はむしろ予測することが嫌いです。
どちらかと言えばインプットしたことをベースにして、より良い選択をするというのが私のスタンスです。
そのことはこれからも変わらないでしょう。
しかし何かを選択するときにインプットしたことをベースにし「ある程度予測される未来」を考えるのは事実です。
そしてこれからは、まさにこの「未来予測」が重要になってくるのです。
どういうことか・・・?
衰退する産業より発展する産業に身を置いた方が自分も発展できるということです。
そのためには「未来予測」する必要があるということです。
これからの政治や経済、雇用環境や就職・転職市場等・・・。
先は見えないけれどもインプットした情報や自身の経験をもとにして「いかに未来を予測するか」が大切になってくるのです。
そして予測した未来から逆算し今の自分はどう行動し何を学べばいいのか。
必要な能力は何なのか。
こういった考え方をする必要があるのです。
「未来予測」・・・ひとつ目の視点です。
市場価値
ふたつ目の視点は「市場価値」。
もちろん自分自身の市場価値ということです。
私は以前「テレワーク時代の仕事と働き方【転職についても考えます】」という記事で安定の基準が企業から個人に変わったと書きました。
日本型雇用の代名詞であった「終身雇用」は終わりを告げ組織頼みの安定は今や幻・・・という認識が必要です。
そういった雇用環境の中で大切になるのは「自分の市場価値」を高めること。
要はリストラされない・・・どんな企業でも食っていける「エンプロイアビリティ(雇用される能力)」を高めることが必須なのです。
「エンプロイアビリティ」を高める方法 =「ポータブルスキル」を磨く、ということで以下の記事にまとめています。
能力を常に磨き、自分自身の市場価値を高めていくことが「新たなキャリアの形」を作っていく視点となってくるのです。
情報収集
最後は「情報収集」です。
デジタル社会の浸透で今や情報を集めることは難しいことではなくなりました。
いつでもどこでも、誰だって必要な情報が手に入る世の中です。
SNSの発達は情報収集の手軽さをさらに加速させました。
しかし当然そこは「玉石混交」の世界。
価値ある情報もあれば、ゴミ屑のごとき情報だって多く転がっているわけです。
大切なことは、その中から「どう取捨選択していくのか」ということ。
良い取捨選択をするには視野を広げる必要があります。
視野を広げるとは・・・?
それは興味のあることだけでなく政治経済や雇用問題、世界情勢からサブカルチャーに至るまで広く好奇心の翼を広げるということです。
好奇心の翼を広げ各方面にアンテナを立てると新鮮で価値のある情報が多く入り「新たなキャリアの形」の姿も見つけやすくなるはずです。
これから先、情報の海はその量を増していくことでしょう。
しかし私たちは、その中から本当に有効で必要な情報を選んで活用していかなければなりません。
それができて初めて、先に述べた「未来予測」もでき、自分の「市場価値」を高めていくことにつながっていくのです。
- 未来予測
- 市場価値
- 情報収集
この3つの視点はそれぞれが有機的に結びつきつながっています。
この3つの視点をキーワードに、あなた自身の「新たなキャリアの形」を作り上げていって下さい。
新たなキャリアの形とは
新型コロナウイルによって激変した社会がもう日常になってきました。
まさに「新常態 = ニューノーマル」な時代なのです。
そして次第に「新たなキャリアの形」も見えてきたように思っています。
見えてきた「新たなキャリアの形」とは・・・?
新たなキャリアの形・・・それは「自律」です。
別に私は「起業」しろとか「フリーランス」になれと言っているのではありません。
自律・・・「自分のことは自分で決めて進んでいくこと」ということをお伝えしたい。
日本社会は今だに「高度経済成長期」のメンタリティから抜け切れていない。
私はそう思っています。
企業と労働者が相互扶助的な関係にあると思います。
それが機能した時代もありました。
日本的雇用の良い所も認めています。
しかしそんなものは実はとっくの昔に崩壊しています。
でも「そうありたい」「そうなんだ」「そうあって欲しい」という「思い込み」をずっと引きずっている・・・そう思います。
高度経済成長期から「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた1979年を経て、その後10年の成功体験から抜け切れない。
それが多くの弊害を生んできました。
グローバル社会と言われて何年経つこととか・・・。
世界がグローバル化しているのに日本だけはローカルな世界観で仕事をしている。
表面的にはグローバル化しているつもりでも中身は高度経済成長期のまま。
それじゃー世界とは戦えないでしょう?。
GAFA+Mとは戦えない。
さらに新興国・・・特に中国のBAT(バイドゥ・アリババ・テンセント)やTMD(トウティアオ・メイチュアン・ディディ)も脅威です。
この間に成功したのは集団から抜け出した「個人」だけです。
見渡してみて下さい。
その事実を新型コロナウイルは私たちに突き付けている・・・。
私はそう見ています。
今こそ「自律」の時です・・・自分のことは自分で決めるのです。
別にサラリーマンでもイイんです。
でも会社に寄り添い過ぎない。
そんな「新しい関係性」を築いていく必要があると私は強く思います。
「個人の自律」をベースに企業と働く私たちとの「新しい関係性」を築いていく。
それこそが「新たなキャリアの形」と私は考えています。
「新たなキャリアの形」。
それは・・・
ある人は「サラリーマン」、ある人は「フリーランス」、そしてある人は「起業」なのかもしれんせん。
大切なのは、そういった多様な働き方を誰もが選択できる社会にしていかなければならないということです。
それにはまず、私たち一人一人が自律することが必要です。
新しい時代には新しいキャリアを形成していくのです。
新型コロナウイルは私たちに多くの課題を可視化してくれました。
コロナ禍にある今こそ見えてきた多くの課題を克服し新しい社会を作り上げていく必要がある・・・そう思っています。
最後に
今回はコロナ禍で見えてきた新しいキャリアの形を考えてきました。
記事でも触れましたが新型コロナウイルは私たちに多くの課題を突きつけました。
私たちはその課題から逃げずに今こそ多くの課題を克服する必要があります。
今回は新たなキャリアの形として個人の「自律」を考えてきました。
しかしその他にも多くの課題があります。
これからも多くの課題から逃げることなくこのブログを通して皆さんと考えていきたい・・・そう思っています。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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