こんにちは。
今回のテーマは私のブログの大きなテーマである「ありたい自分」です。
私はブログで「主体的・能動的に変化しながら行動し『ありたい自分』を目指そう」ということをお話ししています。
そのプロセスとして、変化や行動について数多くの記事を書いてきています。
ただ「じゃー『ありたい自分』を実現するにはどうしたらいいの?。」という声をずいぶんもらっているのも事実です。
やっぱり「変われない」「行動できない」そんな悩みを持つ人が多くなっているのです。
今回は、そんな悩みをクリアして「ありたい自分」を見つける=明確にする方法を考えていきたいと思います。
今回の記事で分かること
- 「ありたい自分」を明確にする方法
- 「個の自律」の必要性
じっくり読んで下さい。
私たちが置かれた状況
新型コロナウイルスという黒船
新型コロナウイルスの蔓延という出来事によって私たちの日常は一変してしまいました。
これまで当たり前だった多くのことが当たり前でなくなってしまいましたね。でもそんな中で見えてきたことも数多くありました。
それは今までできないと思っていたことがやってみると意外にできてしまった・・・そんなことも多くありましたよね。
中でも大きかったのは、やはり働き方でしょう。
今まで会社に出社するということは当たり前のことでした。でもコロナ禍で動きが規制されると、しかたなかったのかもしれないけど在宅勤務をやらざるを得なかった。
でもやってみるとこれが意外にできてしまったわけです。今まで全く広まらなかったテレワークが一気に広がりました。
そうです私たちは「やれなかった」のではなく「やらなかった」のです。
在宅勤務やリモートワークに代表されるテレワークの普及は私たちの労働に対する考え方を一変させてしまうようなインパクトがありました。
そしてインパクトはそれだけにとどまりません。
コロナ禍によって日本が置かれた社会構造や産業構造の脆弱さが白日の下に晒されてしまったわけです。
デジタル化が進んでいない社会や役所、旧態依然した産業構造や商取引、人と人とのコミュニケーションの方法等々・・・。
まさに新型コロナウイルスという黒船の来航。
私たちが気づかない内に世界は一歩も二歩も先に行っていた・・・どうするのか?。
当然このままでいいわけがありません。
個の時代の到来
私が思うのは、今後は組織頼みだった考え方を変えて個人個人が自律することが重要だと思っています。そう個の時代が到来している。私は本気でそう思っています。
ただ勘違いしないで欲しいのは、私は何も「独立しろ」って言ってるんじゃないんです。
一人一人が個として自律することが必要だと。
そして自律した個が集まった組織じゃないとこれから生き残っていけない。そんな時代がやってくると思っています。
個の自律が組織を活性化させる・・・そう思います。
新型コロナウイルスという未知の驚異・・・黒船がやってきて、今まで当たり前だったことが当たり前ではない時代に変化してしまった。
そして完全には元に戻らない。
そんな時代は組織としてまとまるよりも個の自律が求められる。そして自律した個のつながりこそが強い組織を作る。それは社会を変え国をも変えていく。
どうですか?。これまでとは180度、考え方を変える必要がありますよね。
そうです・・・常識を疑う必要がある。
これからは常識を疑い、全く新しい考え方で物事を作り変えていく必要があるんです。そういった認識が必要になります。
常識を疑い物事を作り変える
これからは常識を疑っていきましょう。そして物事を作り変えていきましょう。
常識を疑い物事を作り変えるキーワードはこの3つです。
- 考える
- 変化する
- つながる
そしてこの3つを突き詰めることこそが「ありたい自分」を見つける=明確にする方法なのです。
では次項で、この3つを突き詰め「ありたい自分」を明確にする方法を詳しく見ていきたいと思います。
「ありたい自分」を明確にする方法
常識を疑い物事を作り変えるキーワードが「考える」「変化する」「つながる」です。そしてこの3つを突き詰めることが「ありたい自分」を明確にするのです。
ありたい自分を明確にするには、
- 考える
- 変化する
- つながる
この3つを突き詰めていく。
ひとつずつ詳しく見ていきたいと思いますが、その前に「ありたい自分」を定義しておきます。
「ありたい自分」とは
このブログで再三にわたり言ってきたことではありますが、再定義しておきます。
ありたい自分
エヌヒロ
主体的・能動的に行動できる自分であること。多様性を受容しつつ自ら表現できる「自分らしさ」ということ。アイデンティティ。
これがエヌヒロ流「ありたい自分」の定義です。
だからブレません。だから流されません。だからこそ主体的・能動的に生きれるのです。
考える
常識を疑うには考えないといけません。
まずは物事を見たり触れたりしたらしっかりと考えましょう。
振り返ってみると、私たちの周りの出来事って普段から「そうだ!」と思い込んでいたり決めつけていることばかりのような気がします。
私たちはいつの間にか「考える」という人間として、そして「個として」当然のことを忘れていたのかもしれません。
なぜか・・・?。
それは組織=会社に依存していたからです。あまりにも組織が生活の中心になり過ぎていた。気づかないうちにそうなっていた。
さっきも言いましたが、だからと言って私は独立しろとかフリーランスになれって言ってるんじゃありません。
個として自律して生きている人は組織に埋没していない。だから組織の中でイキイキしている。発言している。
組織の中で小さくなっていません。それができるのは考えているからなのです。そんな人がいる組織は強い。
でも組織に埋没していない人は決して会社人間でもありません。家庭も趣味も遊びも大切にしている人ばかりです。
それができるのも考えているからです。自分の人生を俯瞰しながら考えているからこそ一見できそうでないことを日々楽しそうにやっている。
まずは「考える」・・・常識を疑いましょう。
組織に埋没し流されて生きるのではなく自分自身を生きるようにしましょう。
そこにこそ「ありたい自分」あるはずなのです。
その考えはあなたが考えたものですか?。その行動はあなたが主体的にとった行動ですか?。組織や常識に流されていませんか?。
自分自身に問いかけてみましょう。そして考えてみましょう。「ありたい自分」に気づいていけるはずです。
変化する
常識を疑い気づきを得たら。変化していきましょう。
そうです自分を変えるんです。
もちろん自分を変えるのは簡単ではありません。ストレスも伴います。
でも今や全ての常識が常識としてまかり通る世の中ではなくなっているのです。そしてあなたはその常識を疑い気づきを得たのです。
気づきを得たら、その気づいたことを実践していって下さい。
急ぐ必要はありません。でもあまりゆっくりするのも禁物です。なぜって人間はすぐ元に戻ってしまうからです。
急ぐでもなく・・・ゆっくりでもなく。表現は難しいですが・・・そんな感じです。気づきが消えてしまわないうちに・・・。
気づきというのは当たり前ですが「今まで気づいていなかったこと」です。だから「気づき」なんです。
だからその気づきを実践することこそ「変化する」「変わる」ということなのです。
変化するのは誰だって怖い。大げさに言えば未知の世界に飛び込むようなものです。躊躇するのは当たり前。別にあなただけがそうなんじゃありません。
ここで考えて下さい。その変化の先にこそ「ありたい自分」があるということを。
気づきを実践し「変化する」。その先に「ありたい自分」があるのです。
私は「突き詰めること」って言いました。そうです簡単ではないから突き詰めることが必要なんです。
でも突き詰めていくことで必ず「変わるきっかけ」が掴めるはずです。「きっかけ」に「気づくはず」です。
「突き詰めること」・・・ここもやはり「考える」であり「気づき」なんですね。
変われないのは常識に縛られているのかもしれません。組織に流されているのかもしれません。あなたの考えではないからかもしれません。
変化する・・・その先に「ありたい自分」がある。
しっかり考えて気づきを得たあなたです。きっかけにも気づけるはずです。気づいたら実践です。そうすることで変わっていけるのです。
つながる
あなたは考えて気づきを得て、気づきを実践し変化しました。そしてここからが仕上げです。
今度は、考えて変化した人とつながっていきましょう。
「個」と「個」がコミュニケーションすることでつながり行動していくのです。
どういった「個」同士がつながるのか・・・?。
それはお互いがお互いの価値観や多様性を認めた合った対等な関係性・・・そういった「個」同士がつながり行動することで改めて自分自身を振り返ることができるのです。
そこにはイキイキとした「ありたい自分」のあなたがいるはずです。そして周りもイキイキしている。
それは、これまでの旧態依然とした組織をベースにしたつながりとは大きく異なっています。
変化した新しい「個」がつながることで波が起こります。
最初は小さな波でいいんです。少しずつ、ちょっとずつ大きくなっていけばいいと思います。最初は小さな波がつながり続けていけば大きな「ウネリ」となっていくのです。
「共振」と言ってもいいかと思います。
「個」の「共振」で発生したその「ウネリ」は物事を作り変えていく原動力になっていくはずです。
そしてその原動力、ウネリ、共振の発生源こそがあなたの「ありたい自分」なのです。
ここで「それは分かったけど、どうやって『個』と『個』がコミュニケーションするんだ?」って声が聞こえてきそうです。
これはもう「考えて変化したあなたをアウトプットすること」に限ります。アウトプットする方法はコチラの記事を一読下さい。
またそれでも迷いがある方はコチラの記事もおすすめです。ぜひ読んでみて下さい。
このように常識を疑い物事を作り変えるキーワードは「考える」「変化する」「つながる」です。
そしてこの3つを突き詰めることが「ありたい自分」を明確にすることにつながっていきます。
自律して生きる
自律とは
今回私がお話ししたことことで重要なことは「個の自律」ということです。個人として自律して生きるということです。
念のために「自律」と「自立」の違いを明確にしておきます。
自律
自分で決めたルールや規範に沿って行動すること
・英語で「autonomous」 ・反対語は「他律」
自立
他に頼らず自分で独り立ちすること
・英語で「independence」 ・反対語は「依存」
どうですか?。こうして見ると自立する前に自律が必要ですよね。自律しないと自立なんてできないんです。
自律することができないと自立できないんだから独立なんて絶対できないわけです。フリーランスだって副業だって同じです。
あの福沢諭吉は有名な「学問のすすめ」の中にこう記しています。
「一身独立して一国独立す」
まさにこの気概だと思うんです。
そしてその前に必要なものが「自律」・・・そう「個の自律」なのです。
この「一身独立して一国独立す」は福沢諭吉が手紙に書いた「小生敢て云う、一身独立して一家独立、一国独立、天下独立と」が元になっているようです。
福沢の「学問のすすめ」が発表されたのは1872年。明治5年です。明治維新から5年目のことなんですね。
世界に追いつこうとして日本が激動し大きく変化し国を創ろうとしていた時代です。
その後、日本がたどった歴史は戦争の歴史となり評価は分かれるのでしょう。しかし新しい国を創ろうとして主体的にもがいていた情熱は学ぶものがあると思います。
今の日本人にはこの気概や情熱といったものが決定的に足りないのかもしれません。
今こそ「ありたい自分」を明確にしましょう。そのためには「自律」が必要なのです。
それでも変われない人は
それでも「どうしても変われない」って人におすすめしたいのが「自分の知らない世界に触れてみる」ということです。
以前の記事「変わりたいけど変われない人のための変わる方法5選【主体的に変わるための考え方】」でも書きました。
新しいことを始めたり、旅行したり、転職したり・・・自分の知らない世界を見ることは大変有効です。
自分の知らないことや知らない世界に触れる一番簡単な方法は「SNS」を活用することです。
Twitter・Facebook・Instagram・TikTok・・・なんでもOKです。
自分のアカウントさえ作れば今から見ることができます。
こういったSNSを活用して、あなたの知らないこと見たことのない世界に触れてみて下さい。おそらく大きな刺激をもらえると思います。
私も毎日大きな刺激をもらっていますよ。
私のおすすめは「Twitter」です。そこは多様性が渦巻く世界。色んな価値観を持った人が色んな発信をしています。
そしてそんな人たちと実際につながっていける可能性もある。
私ももちろん発信いています。プロフィールアバター下のTwitterアイコンをクリックすれば見れますよ。
どのSNSも大きな可能性を秘めています。慣れてきたらぜひ発信していって下さい。それは「ありたい自分」に気づくことにもつながっていくのです。
今回のまとめ
今回の記事をまとめます。
- コロナ禍で今までの常識が常識でなくなった
- これまでは「やれなかった」のではなく「やらなかった」
- これからは個の時代が到来する
- 「個」の自律が組織を活性化させ強い組織を作る
- それはやがて社会を変え国を変えていく
- 常識を疑い物事を作り変えるキーワード
- 考える
- 変化する
- つながる
- 考えて、変化して、つながることで「ありたい自分」が明確化する
- これからは個人として自律して生きることが重要
- どういても変われない人は知らない世界に触れてみる
これからは可能性に富んだ楽しい時代になるはずです。そこで自由に生きるために「ありたい自分」を明確にしていきましょう。
最後に
今回は「ありたい自分」について考えてきました。
これからは予想もつかないことが当たり前のように起こっていく時代になっていくと思います。
新型コロナウイルスのような未知の驚異、自然災害やテクノロジーの発達。誰もが経験したことのないような出来事が普通になっていくことでしょう。
まさに激変の時代の到来です。
でも大丈夫です。私たちは「ありたい自分」しっかりと持っています。「ありたい自分」が明確であれば環境の変化を受け止めることはそう難しいことではありません。
だって「ありたい自分」があればブレないし流されないからです。
今回は「ありたい自分」を明確にするキーワードとして「考える」「変化する」「つながる」を深掘りしました。
この3つを突き詰めていけば、あなたの「ありたい自分」を明確にすることができるはずです。
「ありたい自分」を明確にし主体的・能動的に生きていきましょう。
「ありたい自分」・・・それは楽しく自由に生きるためのキーワードでもあるのです。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
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