スキルアップを図る方法~自分のスキルを知りキャリアアップを目指す!

スキルアップ

こんにちはエヌヒロです。

今回はスキルアップの方法について考えていきます。

時代は常に変化しています。

コロナ禍により世はまさに「激変」の時期を迎えています。

そんな世の中を生き抜いていくために必要なもの…それは自分のスキルに他なりません。

自分はどんなスキルを持っているのか?…そしてそのスキルはどれくらいの価値があるものか…?

あなたは考えたことがありますか?

自分のスキルを知りスキルアップしていくことは、激変の世の中を生き残るために必要不可欠なことなのです。

今回は自分のスキルを知ること、そしてスキルアップの方法を考えていきたいと思います。

今回の記事はこんな人のお役に立ちます

  • 今後の会社員生活に不安を感じている人
  • 変化を生き抜くスキルを身につけたい人
  • ジャブ型雇用について知りたい人
  • 会社に頼らず生きていきたい人

こんな人は是非この記事に目を通して下さい。

ジョブ型雇用導入の意味とは

ジョブ型雇用の導入が広がってきました。

ジョブ型雇用の意味をご存知でしょうか?

良く欧米の雇用形態である「ジョブ型」に対して、日本は「メンバーシップ型」と言われたりします(ジョブ型雇用やメンバーシップ型雇用についてはコチラの記事を読んで下さい)。

ジョブ型雇用の導入が示すもの、それは「終身雇用の終わりの始まり」ということなんでしょう。

「今さら…?」という感じもします。

なぜなら「終身雇用、年功序列は崩壊!」というのは、20年前ぐらいから言われていることです。

いまだに同じような議論の繰り返し…それほど日本社会は変わっていないし変われない…そういうことなのでしょう。

しかし、いよいよそうも言ってられない状況になってきた。

なぜか…?

それは、企業が社員を定年まで面倒見ることが難しくなってきたということでしょう。

私は不安を煽るつもりはありません…でもこれが現実なのです。

従来の「日本型経営」は破綻寸前。

企業は己の生き残りをかけて「ジョブ型雇用」の導入に踏み切ったわけです。

「ジョブ型 = 仕事に人を紐づける」のがジョブ型雇用です。

したがって、「ジョブ」に適さない社員は適応可能な「ジョブ」に異動してもらう。

適応できる「ジョブ」がなければ会社を移ってもらう。

企業は内側から体質を変えることで、無駄のない組織になろうとしている。

これがジョブ型雇用導入の意味なのです。

もちろん私たち働き手も「ボ~」っとしてるわけにはいきません。

「何とかサバイバルしていこう」そう考えるのが当然です。

その時に重要になるのが、自分がどんなスキルを持っているのか…ということなのです。

雇用される能力

エンプロイアビリティとは

「エンプロイアビリティ」を知っていますか?

エンプロイアビリティ(employability)

従業員として「雇用される能力」のこと。

雇用され続ける能力のことを「エンプロイアビリティ」といいます。

それは従業員として継続して雇用される能力でり異動や転職に対応していく能力のことでもあります。

もちろん「従業員として」だけでなく「フリーランスとして」仕事をしていく場合にも必要となる能力でもあります。

要は、私たちが変化の激しい時代の中で、その変化に対して臆することなくサバイバルしていくための「個の対応能力」といえるものです。

これが「エンプロイアビリティ」です。

私たちは今こそ「エンプロイアビリティ」を高ることが求められているのです。

それでは「エンプロイアビリティ」を高めるにはどうしたら良いのか?(参考までに厚生労働省の報告書を貼っておきます)。

これは私からの提案です。

「エンプロイアビリティ」を高める方法 =「ポータブルスキル」を磨く

私は「エンプロイアビリティ」を高める方法として「ポータブルスキル」を磨くことを提案します。

ポータブルスキルとは

「ポータブルスキル」を知ってますか?

ポータブルスキル

特定の業種・職種・時代背景にとらわれない能力のこと。持ち運び可能な仕事をする上で重要な能力。どこでも通用する能力のこと。

このように定義されています。

要は会社が変わろうが、職種が変わろうが通用する「普遍的な能力」ということです。

ポータブルスキルにはどのようなものがあるのか具体的に見ていきましょう。

例をあげてみます。

ポータブルスキルの種類
  • 専門技術や専門知識
    生産技術、品質管理、マーケティング、ライティング、プログラミング
    営業、人事、会計、語学
  • コミュニケーション能力
    説得、交渉、調整、傾聴、支援、適応、マネジメント、コーチング
  • 課題対応能力
    分析、収集、発想、変革、順応、持続、決断、行動、挑戦、プランニング

こういったものがポータブルスキルになります。

尚、厚労省の報告とは異なっています。

列記したものは実際のキャリアで私が感じたものです。

「AIに取って代わられにくいスキル」といえるかもしれません。

ポータブルスキルは、そのスキルが高ければ高いほど価値を生み時代や業種に左右されません。

また年齢にも関係ないため中高年になっても役立つスキルといえます。

ジョブ型雇用に対しても「ジョブ」にさえマッチすれば対応が可能。

もしマッチしなくても、マッチする「ジョブ」に移っていける可能性もあります。

変化への対応を迫られ多様化していく働き方。

時代の変化を生き抜き、自分らしい人生を送るためにポータブルスキルは必要不可欠なスキルといえます。

私たちは今まさに、ポータブルスキルを磨くことでエンプロイアビリティを高めていく必要に迫られているのです。

スキルを磨く

自分のスキルを知る

エンプロイアビリティを高めること、そしてポータブルスキルを磨く必要性について見てきました。

ここでは自分のスキルを知り磨く方法を考えていきます。

自分のスキルを知る方法は「キャリアの棚卸」です

方法については以下の記事を参考にして下さい。

スキルを確認する時にはポータブルスキルに注目して下さい。

JHRではポータブルスキルのセルフチェックサイトを立ち上げています。

こちらを参考にされるのも良いかと思います。

自分のスキルを理解したら、今度はスキルを磨いていきましょう。

方法としては、日頃の仕事で磨くのが一番です。

仕事で自分の強みを生かしスキルアップを図りましょう。

スキルをアウトプットする

さらにレベルアップです。

さらなるレベルアップには、スキルのアウトプットが有効です。

スキルはアウトプットすることで、どんどん磨かれていくはずです。

また、副業スキルを磨く有効な手段です。

最後に

自分のスキルを知りスキルアップする方法を見てきました。

ポータブルスキルを磨きエンプロイアビリティを高めることはが変化の激しい時代を生きるキーワードだと思います。

私たち仕事に追われ自分が持っているスキルに気づいていない可能性があります。

忙しい合間をぬって「フッっと」立ち止まり自分を振り返る。

そんな心の余裕を持ちながら生きていきたいものです。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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