頑張って仕事を続けてきて、気づいたら中高年と呼ばれる世代になっていた。
今後を考えるとこのままでいいのか?
できたら今までとは別の可能性を考えたい。
ヨーシ!思い切って・・・と思ってみたもののどう動いたらいいのか分からない・・・。
ありがちなシーンですね。
中高年となり先が見えてきて、今までとは違った仕事で頑張ってみたい・・・いわゆる「キャリアチェンジ」。
誰だって考えたことありますよね。
でも実際どういったことに注意して動いていけばいいのか。そもそもこの歳になってキャリアチェンジなんてできるのか。
そんな不安に私、エヌヒロがお答えします。
今回は40代からの中高年の方々に向けて、キャリアチェンジの考え方と方法をお届けします。
結論! 簡単じゃないですよ
結論から先に言いますけど、ハッキリ言って簡単じゃないです。
ただし道はあります!
中高年を何歳ぐらいに設定するかは結構幅があって「これっ」ていうのがありません。
でもたぶん世間一般で中高年といわれる年齢になった方々は、おそらく自分自身で中高年という自覚が芽生えてくると思います。
いやでも・・・。
私の中での「中高年の定義」は、自分が中高年になったと自覚したときが中高年ということになります。
中高年からのキャリアチェンジを考えるとき「中高年が何歳か」を厳密に考えることにあまり意味はないと思います。
要は中高年と言われる年齢で本当にキャリチェンジを考えるのなら実は覚悟が一番大切です。
40歳だろうが55歳だろうが年齢はあまり関係ありません。
早いに越したことはありませんが・・・。
で話を戻します。
もう一回言いますが中高年からのキャリアチェンジはハッキリ言って簡単じゃないですよ!
マジで!
たぶん皆さんも薄々は感じてらっしゃると思います。
それでも考えたい・・・何とかしたい・・・どうすればイイのか・・・?
そんな気持ちよーく分かります。
私もそうでした。
参考のために私のキャリアをざーっと書いておきます。
- 広告系A社営業 ⇒ 広告系B社営業 ⇒ 独立 ⇒ 製造系C社営業 ⇒ キャリア支援業務
※ プロフィール欄にも簡単に説明しています
広告系といっても印刷会社だったため製造系に近い営業でした。
だから営業経験23年のほとんどを製造系の営業としてキャリアを送ってきたわけです(ちなみに一回サラリーマンを辞めて独立し再度サラリーマンに出戻っています)。
私で場合、営業職からキャリア形成支援者へキャリアチェンジしてます。
細かく言うと・・・
営業の仕事と並行して社員の採用や社員研修、キャリア形成支援、社員の相談業務をやってました。
この経験がキャリアチェンジのポイントでした。
経験を活かすべく、キャリアコンサルタントの国家資格を取得し多くの働く人達を多方面からサポートしようと思いキャリアチェンジを断行。
現在に至っています。
ちなみにキャリアチェンジしたのは50歳を過ぎてからです。正確に言うと53歳になったばかりでした。
しかも私は巷に溢れている成功本のモデルのような一部上場企業出身でないし地方の地場企業出身です。
それでも中高年からのキャリアチェンジに道はありました!
無責任に中高年のキャリアチェンジを煽るつもりはありません。
でもどうしてもキャリアチェンジをしたいと言われる中高年の方々に向けて、私の経験をもとに考え方や方法をお話していきたいと思います。
中高年のキャリアの悩み
中高年世代のキャリアの悩みを考えてみたいと思います。
まずこの年代になると今いる会社での今後がある程度分かってきます。
色んな思いがあるでしょう。
「ここまで頑張ってきたのに」
「何で俺が!、なんであいつが!」
と考えている内に
「俺はもっとやれるはずだ!」
「本当にこの仕事で良かったのか?」
「もっと他の可能性は?」
なんていう思いが沸々と湧き上がってきます。
そしてこんなことを考え始めます。
- これからもこの会社に居ることが自分にとって良いことなのだろうか?
- 今ならまだ外でも通用するんじゃないか?
- 早く決断した方が今後のためじゃないか?
こんな感じで悩むわけです。
そして悩みは日々大きくなっていき、ついには・・・外に飛び出そう!
選択肢は・・・
- 転職
- 独立、フリーランス
- 起業
こんな選択肢を考えるんですね。
さーどうするか・・・今回はキャリアチェンジがメインテーマです。
そこにポイントを置いて詳しく見ていきます。
キャリアチェンジの定義
まずはキャリアチェンジを定義しておきます。
言葉の響きから現在の仕事から全く違う業界の違う職種で働くイメージがありますが、そればかりがキャリアチェンジではありません。
私が考える「キャリアチェンジ」の定義です。
キャリアチェンジ
エヌヒロ
キャリアチェンジとは、今までと違う業界や違う職種に就くこと。また業界だけ変えることや職種だけ変えること、働き方のスタイルを変えることを言う。
どうですか。イメージできましたか。具体的に言うとこんな感じです。
- 今までと全く違う業界・業種に転職すること
- 今までと違う業界の同じ職種に転職すること
- 今までと同じ業界の違う職種に転職すること
- 今までの経験を活かしてフリーランスになる
- 今までと全く違う分野でフリーランスになる
- 起業する
私が考えるキャリアチェンジのパターンです。
こうして見ると結構整理できますよね。
私の場合は1のパターンになります。
結構難易度が高いパターンです。
それでは実際にキャリアチェンジの考え方について見ていきます。
キャリアチェンジの考え方
ここから中高年からのキャリアチェンジの考え方を具体的に見ていきます。
まず初めに、キャリアチェンジの下準備として「気持ちの整理」と「現実の整理」を考えていきます。
気持ちの整理
先程、中高年からのキャリアチェンジを考えるとき「覚悟が大切」とお話しました。
ここで言う「気持ちの整理」とはキャリアチェンジについて、あなたの気持ち=感情を整理して「覚悟を決める」ということです。
なぜか・・・?
それは中高年からのキャリアチェンジには「仕事に何を求めるか」という命題に対するあなたの意識の持ち方が非常に重要になってくるからです。
あなたの気持ちは以下について整理できていますか・・・そしてそれは明確ですか。
- 今後の人生における「仕事の位置づけ」
- 今後仕事をしていく上で「達成したいこと」
- 今後の仕事に対する「ライフワークの視点」
- 今後の仕事を通して「成りたい自分」
以上あなたにとっての「キャリアチェンジの意味」といって良いものです。
もしあなたが上のことについて気持ちの整理ができておらず明確でないならキャリアチェンジはやめましょう。
必ず失敗します・・・というかキャリアチェンジできません。
残念ながらあなたは中高年です・・・若くありません。
若ければいざ知らず中高年になりながらリスクを取りキャリアチェンジしようとしているのです。
ここが整理できないまま・・・明確にならないままでキャリアチェンジが成功するはずがありません。
「金儲けをしたい」という単なる野心や「もー今の仕事は嫌だ」といった投げやりな気持ちでキャリアチェンジを考えるには歳を取り過ぎています。
絶対やめましょう。
もう一回ゆっくり時間をかけて気持ちを整理し明確化していって下さい。
現実の整理
次に「現実の整理」を考えていきましょう。
これは現実的なことの整理・・・気持ちとは違いリアルな部分を整理し明確化していくものです。
何度も言いますが野心や今の仕事から変わりたいという考えからキャリアチェンジをするのはやめましょう。
失敗します。
次の仕事はあなたの中にしかありません。
ここはしっかり押さえておいて下さい。
その上で・・・
あなたは以下のことについて整理できていますか?
そしてそれは明確ですか?
- 自己分析
- 仕事分析
- ポータブルスキルの確認
- 環境への適応能力
- 認知的不協和
ここは詳しく見ていきます。
自己分析
自分自身の能力や強み弱み経験などの棚卸しは済んでますか。
しっかりと紙に書き出し見える化して自己理解を深めて下さい。
自分を理解していないことには次のステップには進めません・・・自己理解には十分時間をかけて下さい。
それをもとに職務経歴書やキャリアシートを書いてみて下さい。
書けますか・・・?
職務経歴書はキャリアチェンジで就職する場合に必要不可欠です。
相手に分かりやすい見やすいをポイントに何回も書き直しながら内容を詰めていって下さい。
そしてあなたのCAN(能力・できること)とWILL(やりたいこと)をすり合わせていって下さい。
具体的に私の例で見ていきましょう。
私は今、キャリア支援を仕事にしています。
私の場合は基本的に23年間営業マンでした。
キャリアチェンジ前を簡単に列記すると
- 営業マンとして第一線で営業活動を行ってきた
- 部下を持ち研修やキャリア形成を行ってきた
- 社員の採用活動を行い社員から仕事上の相談を受けてきた
私のキャリアのCAN(能力・できること)を分析すると
- 営業ができる
- 対人折衝や交渉ができる
- 業界各社を見て知っている
- 部下がいたのでマネジメントができる
- 研修やキャリア形成ができる
- 採用活動ができる
- 相談業務ができる
こういった私のCANが見えてきます。
そして自分のWILLと時間をかけてすり合わせていきました。
すり合わせの時間は約3年間。
ここは絶対に時間をかけて下さい。
思いつきや思い込みはNGです(時間の設定はあなた次第です)。
私は中小企業勤務だったため営業と総務的な業務を兼任していたのですが、そこが役に立ちました。
何事も無駄はありません・・・その後のキャリアチェンジの決め手になったわけです。
このようにあなた自身のCANを深堀りしていって下さい。
近視眼的にならないように頭を柔らかくして行い時間をかけてあなたのWILLとすり合わせていきましょう。
仕事分析
キャリアチェンジ後の企業情報や仕事の内容については十分に調べて理解するようにして下さい。
現在の業界動向や将来的展望まで、しっかりした研究や分析は欠かせません。
今の時代は研究や分析がとてもやりやすくなりました。
ネットを使えばすぐ調べられる環境です。
ただし業界動向や将来展望といったものはすぐ理解し読めるようになるものではありません。
日頃からの勉強が欠かせないってことです。
「気持ちの整理編」でも書きましたが、単なる野心や一時の感情で行動に移るのは危険です。
中長期的な視点を常に持ちながら日々勉強を怠らないようにして下さい。
またフリーランスになる場合は、どうやって仕事を受注していくのかが重要な課題です。
こういった部分については当然キャリアチェンジ前に明確化しておいて下さい。
ポータブルスキルの確認
ポータブルスキルって知ってますか。
「特定の業種・職種・時代・環境にとらわれない能力のこと」を言います。
その名の通り業種や職種、会社が変わっても通用する「持ち運びができる能力」のことですね。
ポータブルスキルはキャリアチェンジする場合にはまさしく必要になる能力です。
真面目さ、積極性、几帳面さといったもの。
語学力、マネジメント能力、プレゼン能力、企画力、課題発見能力などは業界や職種に関係なく価値の高いスキルです。
私の場合で見てみましょう。
- 営業力
- 交渉能力
- 情報収集能力
- プレゼン能力
- マネジメント能力
- キャリア形成を支援する能力
こういった能力は業種・職種・時代・環境にとらわれない能力ですよね。
別に自慢してるんじゃないんです
あなたにも必ずあります。気づいていないだけです。
自己分析を行う際にはCANの深掘りと同時に、自分にはどのようなポータブルスキルが備わっているのかを注意しながら見ていくようにして下さい。
キャリアチェンジするとき大きな武器になってくれるはずです。
また最近は自分の市場価値をネットで調べることもできるようになっています。
あなたの客観的な価値を知るには大変便利です。
もちろん無料。
有効活用して下さい。
環境への適応能力
私は何回か転職をしています。
当然自分の意思です
自分の希望や将来を考えての選択でした。
ただそういった転職でも環境が変われば人は必ずストレスを感じてしまいます。
ましてやキャリアチェンジするわけです。
各パターンを示しましたがどのパターンを選択しようと多くの方は必ずストレスを感じるはずです。
私は変化に強いと自負しています。
その私でもやっぱりストレスを感じました。
あなた自身ストレスに耐えられますか。
ストレスに強いですか。
環境の変化に対応できますか。
十二分に自問自答して下さい。
せっかく決意してキャリアチェンジしたのに仕事の前にメンタルをやられてしまっては本末転倒です。
認知的不協和に注意
ここで「認知的不協和」についてお話しておきます。
認知的不協和とは
- 自分の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態。またそのとき感じる不快感。
のことを言います。
分かるような分からないような。
念のためですが「認知的不協和」自体は問題ではありません。問題は不快感を解消しようとする間違った認知(思い込み)にあります。
キャリアチェンジを例にするとこうなります。
キャリアチェンジしたいと思っている人の中には「したい」気持ちと「不安」な気持ちが同居しています。
でも何とか「したい」と思っている気持ち大きい・・・そのとき人はその「したい」という気持ちに整合性を持たせようとします。
そして「不安」な情報を無視し自分にとって都合の良い情報ばかりに反応したり理屈をつけるという心理的傾向が生まれるようになる。
これが問題なんです!
怖いですね・・・周りが良く見えてない。
失敗にまっしぐらってことになりかねません。
難しい問題なんですが常に自分を客観視する習慣をつけておくことが重要になってきます。
「認知的不協和」「自分自身を客観視する」覚えておいて下さい。
認知的不協和について詳しく知りたい方はググって下さい。
膨大な量の情報が見つかります。
「すべきこと・ねばならないこと」について
自己理解の項でCANとWILLの話をしました。
実はこれ自己分析のフレームワークとしてよく使われる手法です。
正確には「CAN・WILL・MUST」となります。
さっきは「MUST=すべきこと」には触れなかったんですが、ここではMUSTについてお話します。
人は誰にでも「MUST」=「すべきこと、しなければならないこと」があります。
例えば中高年世代にとってのMUSTとは・・・
出世、会社や家族の期待、住宅ローン、子供の教育費、親の介護などなど・・・
どうしても「向き合わなければならない」ことってありますよね。
この「向き合わなければならないこと」=「MUST」をそのままにしておいてキャリアチェンジは達成できないことを頭に置いて下さい。
ではどうするか。
弁護士の伊藤真氏と明治大学教授の野田稔氏は共著の中で「MUSTを縮小する」という考えかたを提案しています。
どういうことか・・・?
MUSTの縮小
- 経済的MUSTの客観的分析「いくら必要か?」の見積もり
- 「ねばならない」という思い込みの縮小
- 本当のMUSTを認識する
以上の3項目です。
両氏は「MUSTを仕分けする」と言っています。
本当に必要な「MUST」とそうだと思い込んでいる「MUST」を分けて考えていくということです。
あなたにとっての「MUST」を「本当に必要なMUST」と「そうでないMUST」とに仕分けしていきましょう。
タバコは必要ですか?
飲み会もそんなに多く必要ですか?
その期待や不安はあなたの思い込みでは・・・?
こんな具合に考えてみましょう。
何から何まで切り詰めるのは、生活に面白みがなくなると両氏も言っています。
MUSTを縮小して本当のMUSTを認識しキャリアチェンジの意思決定につなげましょう。
キャリアチェンジの方法
ここまで来たら7割がた終了です。
後はあなたが「どの道」を目指しあなた自身を活かしていくかだけです。
どの道を選ぶか。
- 今までと全く違う業界・業種に転職
- 今までと違う業界の同じ職種に転職
- 今までと同じ業界の違う職種に転職
- 今までの経験を活かしフリーランス
- 今までと全く違う分野でフリーランス
- 起業
先の項でキャリアチェンジのパターンを示しました。
各道の進み方は以下の通りです。
尚、ハローワークの利用は今回は省いてますが利用するのは構いません。
求人サイト
もはや定番となりました。
色んな求人サイトがあります。
中高年向けや専門職向け、エキスパート向け等というようにサイトも数多くあります。
中には「スカウトサービス」といったものもあります。
これは自分の経歴や希望条件を登録しておくと企業からオファーが入るというもの。
利用できるものは何でも活用していきましょう。
転職エージェント
これも当たり前になっています。
中高年にはお勧めです。
私も登録してましたよ。
転職エージェントを利用するメリットとしては
- 非公開の求人情報を持っている
- アドバイザーが相談に乗ってくれる
- 意外な求人を見つけることができる
- 企業との交渉代行や聞き難いことも聞いてもらえる
- 表に出ていない企業情報を教えてもらえる
こういった大きなメリットがあります。
転職エージェントに登録したらアドバイザーに面談を申し込みましょう。
と言うのは、登録しただけではあなたの経歴と保有する求人案件を機械的に結び付け、該当する案件がなければスルーされるケースがあるからです。
登録やサービスは基本的に無料ですが「あなたという人材(商品)」を企業に紹介(売って)企業から成功報酬を得るというビジネスモデルを取っています。
彼らもビジネスで動いています。
儲からない仕事はしないというわけです。
転職エージェント自体は簡単に登録できメリットも大きいのは確かです。
しかしあなたの能力(儲かる人材かそうでないか)も問われるシビアなビジネスの現場でもあることを認識しておいて下さい。
地方やベンチャー企業を視野に
大都市圏に住んでいてキャリアチェンジを考えている方は、地方に目を向けると選択肢が断然増えていきます。
地方は人口流出が進み若い人材が不足しています。
能力さえあれば年齢に関係なく評価してもらえる土壌は大都市圏より整っています。
UIJターンを考えてみるのも有効なキャリアチェンジの方法です。
またベンチャー企業にも目を向けてみましょう。
ベンチャー企業はコア技術はあっても実務的な細かいことが後回しになっていることも多い世界です。
細かい職務について経験知を求めている可能性もあります。
「ベンチャー企業=若い人向け」という思い込みは捨てて是非積極的に自分を売り込んでみて下さい。
ご意見番的な扱いを受けることだってなきにしもあらずです。
コネクションや人脈の利用
これは今まであなたが働いてきて獲得した財産です。
利用できるならキャリアチェンジにこれほど有効なものはありません。
持っているものはすべて活用していきましょう。
ただし重要な点があります。
それは自分の頭で考えるということです。
コネクションや人脈を利用するとある意味安心し、ついつい人は周りの意見に引っ張られがちになります。
人を信じるのは構いません。
でも重要な意思決定は必ず自分自身を振り返り自分の頭で考えて決定して下さい。
「情」は禁物です。
フリーランス・独立・起業
フリーランスや独立、起業がしやすくなってきました。
昔ながらの方法でも良いですしネットを利用するのもOKです。
ハッキリ言って敷居が低くなってきています。
あなたにスキルや決意、やる気さえあればフリーランスや独立、起業という形を取っても仕事を受けやすい時代になってきています。
もちろん、それにはそれなりのノウハウが必要です。
ただ昔と違いそういうノウハウを惜しげもなくネットで公開している人も多い時代です。
- note
- Voicy
- YouTube
- SNS
こういったサイトやプラットフォーム、サービスを利用しノウハウを発信したり、そのこと自体で稼げるようにすらなってきています。
最も愚かなことは、頭が固すぎるために「知らないこと」「やらないこと」です。
こういったことを謙虚に学ぶ姿勢を持ち自分の中に積極的に取り入れていく努力をしていきましょう。
あなたが間口さえ広げれば、知識を得たり発信できるプラットフォームはネット空間に溢れています。
もう一度言います。
フリーランスや独立、起業の敷居が低くなってきています。
それは中高年からキャリアチェンジを目指すあなたにとってのチャンスでもあります。
最後に
新型コロナウイルスの蔓延で日常が変わってしまいました。
一番大きかったのは働き方の変化だったのではないでしょうか。
毎日満員電車に揺られ出勤するが当たり前でした。
でもテレワークでやっていけることが分かりコロナ禍が続く中、続けていこうしている企業も多く見られます。
私たち個人も働き方について真剣に考えるべき時がきているように思います。
新型コロナという思いもかけぬ「外圧」で必要に迫られての変化ではありましたが、できることが多く分かったのも事実です。
今回は中高年のキャリアチェンジについて考えてきました。
ひと昔前までだったら不可能と思われていたことかもしれませんが今では違うと私は思います。
もちろんキャリアチェンジをするには、お話してきたように一筋縄ではいかない努力や覚悟が必要です。
それでも考えたいと言われる方々に対し少しでもお役に立てる記事になっていれば幸いです。
迷っている方は、もう一度中高年からのキャリアチェンジのメリットデメリットをよく考えてみて下さい。
そして「気持ちがそっちに傾いたけどどうしたら良いの?」って段階になってから再度読んでみて下さい。
最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。
コメント