励まされる名言【心に響く忘れられない名言13選】

余暇/趣味

こんにちは。今回はリラックスして「名言」を見ていきたいと思います。

励まされる名言。心に響く名言。忘れられない名言。身体に沁み込んでくる名言・・・。そんな名言の数々には私もずいぶん励まされてきました。

そしてこれからもきっと元気をもらい励まされていくことでしょう。

今回はそんな元気が出る「名言」をエヌヒロ流に集めてみました。

今回の記事はこんな人のお役に立ちます

  • 落ち込んで元気をなくしている人
  • 選択を迫られ迷っている人
  • 仕事がうまくいかない人
  • 励ましてくれる人がいない人

こんな人は必読です。

漂えど沈ます

本題に入る前に私の好きな言葉「漂えど沈まず」についてご説明しておきます。

プロフィールにも書いている言葉です。今回の名言13選にも入れたかったのですがあえて省いています。

この言葉は私が敬愛する作家「開高健」が遺した言葉です。

開高健は多くの名言を残していますが彼が遺した名言の中でも名言中の名言だと私は思っています。

開高健の文学は「言葉の海」というか「言葉の森」と言いますか、彼曰く「一言半句にいたるまで言葉を尽くし森羅万象を表現する」とのこと。

だから簡単ではない。読むのに辞書は必携です。

彼には多くの言葉を学びました。こうして今私がブログを書けているのも彼のおかげだと深く感謝しています。

そんな開高健が遺した「漂えど沈まず」という言葉は長いこと私の好きな言葉のトップに君臨しています。

いわゆる「座右の銘」ってやつです。

彼によれば、この一言は元々フランスのパリがルテチアと呼ばれていたころからの市のモットーで、パリ市の紋章にはこの文言がラテン語でこう書かれているそうです。

「FLUCTUAT NEC MERGITUR」・・・開高はこれを「漂えど沈まず」と訳したわけです。

「揺れても沈まず」と訳す人もいるようです。でもハッキリ言って開高の方がセンスいいですよね。流石は元名コピーライターですね。

彼はエッセー中で「漂えど沈まず」について「男の本質、旅の本質はまさにこれなのだ」と書いています。

この言葉を知ったのが私が24歳か25歳の頃だったと思います。それ以来「漂えど沈まず」は私の中に深く深く根を下ろし、私という人間を形作ってきました。

私はこれまで漂い続けてきました。でも決して沈んだことはありません。少なくとも自分ではそう思っています。

そして今でも漂っています。これからも・・・もちろん沈むことなく。

選択のキーワード

今回選んだ名言は以下の言葉をキーワードにしています。

  1. 多様性
  2. 主体性
  3. 行動
  4. 変化
  5. 苦境

いずれも人生を生き抜いていくための重要なキーワードです。このブログ「キャリアの旅人」のコンセプトとなっているキーワードでもあります。

人生100年時代となり私たちは長生きをするようになりました。これからも楽しいこと苦しいことが訪れると思います。

そんなとき「フッと」立ち止まって先人たちや今も頑張ってる人たちが遺し語ってくれた言葉に思いを馳せ生きる糧にしていきたいと思います。

励まされる名言13選

それで先人たち頑張ってる人たちが遺し語った元気が出て励まされる名言を見ていきましょう。

前項で示したキーワード別にそのキーワードにまつわる名言を紹介しています。私のブログを読んで下さる方には琴線に触れるものがきっとあるのではないでしょうか。

多様性

互いに相違点があることは認めよう。たとえ今すぐ相違点を克服できないにしても少なくとも多様性を認められるような世界を作る努力はできるはずだ。

ジョン・F・ケネディ

ケネディ大統領の残した言葉です。私は「多様性」という言葉が大好きです。

ケネディも言ってるということは多様性を認めるって昔から難しいことなんでしょうね。それはどの国でも課題なんでしょう。

私たちの国・・・日本でも大きな課題ですよね。日本は特に多様性を認めようとしない国のような気がしています。

だって同質的な習慣や文化に組み込もうとしますよね。社会や企業も。特に企業はその傾向が強いように思います。

「空気を読む」とか「社風に合わせる」とか・・・最近では「同町圧力」なんて言い方もあります。どうして「新しい風」をもっと認めて発活かそうとしないのか・・・?。

イノベーションが必要」って国や企業がいつも言うことです。

でも多様性を認めないところでイノベーションが生まれるはずがありません。硬直した組織に変化をもたらすには多様性を認めることが必要です。

グローバル化と言われてもうずいぶん経ちましたが、日本の場合グローバル化なんて表面上のことばかりで精神的なグローバル化はまだまだ発展途上ですね。

国や企業そして社会も「アイデンティティ」を守りながら多様性を認め合うことは必ずできます。少なくともケネディの言うように努力はできるはずです。

多様性にまつわる名言をもうひとつ

進歩が生まれるのは多様性の中の選択からであって画一性の保持からではない。

ジョン・ラスキン

これは「ジョン・ラスキン」というイギリスの美術評論家、社会思想家の遺した言葉です。私たちが進歩していくためにも多様性というのはやはり重要なキーワードなのです。

人それぞれが持つ「個」の多様性を認め、国や企業そして私たち個人も伸び伸びと進歩していきたいものです。

主体性

導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです。

マザー・テレサ

「主体性を持って行動しなさい」というマザー・テレサの言葉ですね。

私は現在若者の就職やキャリア形成を支援しています。その中で感じるのは「主体性の欠如」です。今の若者は自分で考えたり自分で決めたすることが苦手です。

自分で決定せずに誰かに考えてもらったり周りに流されながら方向を決めている若者が多くなっています。

「こんなことでこの国は大丈夫なのか?」なんて毎日のように感じています。

色んな原因や問題があるんでしょうけどやはり「責任を取りたくない」「誰かに決めてもらった方が楽」といった思いがあるんでしょう。

そんな若者たちや普段彼らを引っ張っている私たち大人も、マザー・テレサのこの言葉を頭に置き主体性につて日々自問自答していきたいものです。

もうひとつ名言を。この方はバリバリの現役です。

「給料をもらって働く人」と「働いて給料をもらう人」はまったく違う。前者は会社に従属する奴隷に過ぎないが後者は主体性をもった「個」だ。

松井道夫(松井証券社長)

カッコいいですね!。流石です。

「異端児」「革命児」「風雲児」と呼ばれている松井氏らしい言葉ですね。

我々は主体性を求められているのです。主体性がなければ松井氏が言うように会社に従属する奴隷でしかありません。

前項でも触れましたがこれからもグローバル化は嫌でも進んでいくことでしょう。

そんな時代に必要なのは多様性を認めながら個々が主体性を持って生きることだと思います。

夢なき者は理想なし。理想なき者は信念なし。信念なき者は計画なし。計画なき者は実行なし。実行なき者は成果なし。成果なき者は幸福なし。ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

渋沢栄一

「日本の資本主義の父」とされる渋沢栄一の遺した「夢七訓」です。渋沢栄一が日本にもたらしたものは計り知れないものがあるでしょう。

大河ドラマにも選ばれています。

そんな彼が遺した「夢」ついての名言です。幸福を求めるなら夢を持て・・・そう言ってるんですね。

ちなみに夢を持つのに年齢は関係ありません。

いつまでも夢を持って生きていきましょう。その方が楽しいでしょう・・・?。絶対に。私は50代ですがしっかり夢を持っています。

別に大きな夢でなくてもいいんです。自分に合った夢を持ち続けることは行動する源です。

行動すれば結果がどうであれ得るものが必ずあるのです。そこへ向かって努力する・・・そこが大切なんです。

人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか努力したかどうかではないだろうか。

岡本太郎

ハイその通りですよね。でも岡本太郎のように特別な才能はいりません。

誰だろうと何歳になろうと夢を持って努力することが大切なんです。その努力したプロセスは決して無駄にはなりません。

行動

行動となって現れないような思考は無用であり時には有害でさえある。

土光敏夫

夢を持ったら次は行動です。土光さんの言葉です。

「ミスター合理化」と呼ばれ、その一方で「メザシの土光さん」とも言われるほど質素な一面も持たれていました。

考えてばかりで行動がなければ有害である・・・と言ってますね。要はアウトプットが大切ということです。

インプットってある意味簡単ですよね。勉強すればいいんですから。勉強しない人は論外です。そんな人はこのブログは読んでないでしょうけど。

インプットの後はアウトプット=行動が大切なんです。

インプットしてアイデアを持ったら是非アウトプット=行動して下さい。そこから何かが生まれるはずです。

アウトプットすることで得るものが必ずあります。そしてPDCAサイクルを回していく。そこに成長があります。

どれだけ良いアイディアがあっても実行しなければ成功もしないし失敗もしない。それは時間の無駄でしかない。

柳井正(ユニクロ社長)

さすがは柳井さん厳しいですね。

でも実際そうなんです。実行しなければそのアイデアは成功とも失敗とも評価されない。あるのは時間の浪費だけです。

できることからでいいんです。是非実行してください。行動して下さい。そして結果を見てまたアイデアを考えていきましょう。

思考し行動する。これはワンセットです。

変化

最も強い者が生き残るのではなく最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。

チャールズ・ダーウィン

ダーウィンの有名な言葉ですね。もう古典ですよこれは。古くて新しい。普遍的です。

私は変化への対応を良く話題にします。

というか変化を受け入れる重要性をしばしばブログに書きます。変化のないところに成長は無いと思っています。

これから激変の時代になっていきます。

変化を受け入れなければダーウィンの言うように生き残れないでしょう。変化に気づかない人は論外です。使い倒されるだけでしょう。

変化に翻弄されるのではなく変化を利用し、また変化の担い手になる生き方を模索していきましょう。

変化する能力そのものが一つの競争優位性である。

ジャック・ウェルチ

そうなんです・・・変化する能力はあなたの強みにすらなるのです。あなたは変化にどう対応していきますか?。

変化はストレスを伴います。でも変化せずに受けるストレスはもっと大きいものとなるでしょう。

変化を恐れず変化に立ち向かっていくためには、変化に対する敏感な嗅覚を身につける努力を続けていく必要があります。

最後に変化については番外編をもうひとつ。こんな考え方もあるんです。

転職経験のない人は採用しません。だって変化への対応力を知らない人は怖いもの。保守的でチャレンジしない人、転職によって新しい知識を得ていない人、複数の社会を経験していない人は活躍が期待できない。

成毛眞

別に私は転職しろと言ってるのではありません。でも変化にチャレンジした人はやっぱり強いですよ。それは事実だと思います。

苦境

発明はすべて苦しまぎれの知恵だ。アイディアは苦しんでいる人のみに与えられている特典である。

本田宗一郎

努力は苦しいものです。誰だって苦しんでるんです。八方ふさがりになることだってあります。そんな時は元気の出る言葉が励ましてくれます。

本田宗一郎も多くの名言を残していますね。

氏が生前こんなことを言ってた記憶があります。ホンダを日本有数の企業に育て上げた氏が、久しぶりに現場を見て回った後のインタビューでした。

インタビュアー:「どうでしたか?久しぶりに現場に来られて」

氏:「やってることが、さっぱり分からんな」

インタビュアー:「本田さんでも分からないことがあるんですか?」

氏:「現場の若いモンが、私みたいな年寄りに分かるようなことをやっててもらっちゃ困るよ」「分からないのが嬉しくてたまらないよ」

凄いですね。尊敬します。

トップがこうだから企業も成長していくんでしょう。現場をいつまでも愛した氏を見習いたいものです。

考えて考えて考え抜いて苦しんだ挙句にアイデアは生まれてくる。そんなものなんでしょう。苦しくとも努力する・・・この姿勢だけは忘れないようにしたいと思います。

元気が出る言葉と言えばこの人もこんなことを言ってました。

勘違いしちゃいけないのは、下に落ちるっていうことが進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも次に昇るための変化かもしれない。昇るために落ちることが必要なこともある

本田圭佑

色々と物議を醸す彼ですが彼も努力してるんですよ。

この言葉元気がでますね。努力して中々結果がでずそれでも頑張ってる人。そんな人には特に沁みるかも。

今は下かもしれないけどそれは上に昇るための準備期間かもって彼は言ってるんですね。というか上に昇ることを信じて頑張るべきということですね。

最後に

はい。今回は名言を見てきました。名言にはこれからも励まされ元気づけられていくと思います。

ネットでググると多くの名言集が出てきます。

私が思うに・・・心に沁みる名言って・・・行動し、何らかの結果を出し、何かを感じた人じゃないと名言も名言として響いてこないのではないかと思います。

今回取り上げた13の名言は私のブログのコンセプトに合ったものばかりです。

なので私のブログを読んで下さる方々は私と同じ思いで13の名言を受け入れることができるのではないかと思います。

最後にもうひとつ名言をご紹介します。

心配とは行動の不足から起こるものである。

野村克也

名言に励まされ元気づけられまた明日からの仕事と生活を頑張っていきましょう。

最後まで目を通してもらいありがとうございます。
また次回お会いできることを楽しみにしています。

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